インビザライン
「八重歯を治したいけれど、目立つ装置は嫌」
「インビザラインで八重歯を治療できるの?」
八重歯とは、歯列の外側に飛び出ている歯のことです。
昔のアイドルは八重歯の方が多く、チャームポイントと言われることもありましたが、矯正治療の意識が高まった近年は、コンプレックスに感じる方もいらっしゃいます。
当院では、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を使った八重歯治療を行っております。
軽度の八重歯なら、インビザライン部分矯正での対応も可能ですが、噛み合わせの問題も抱えている場合はインビザライン全体矯正が必要です。
今回は、八重歯の原因や放置するデメリット、プルチーノ歯科東京院の八重歯の治療法などを解説していきましょう。
Contents
八重歯とは?
八重歯とは、本来の歯並びから飛び出して生えている歯のことで、叢生(そうせい)の一種です。
主に、上顎の犬歯が歯列の外側に飛び出している状態をさし、医学用語では「上顎犬歯の低位唇側転位」と呼ばれています。
八重歯は、噛み合わせや口腔内の環境に悪影響を与え、放置することでむし歯や歯周病のリスクも高まるとされています。
八重歯の原因
八重歯になる主な原因は、以下の3つです。
- 顎が小さい
- 歯が大きい
- 歯の数が多い
以下で、それぞれの原因を詳しく解説していきましょう。
顎が小さい
顎の発達が不十分な場合、歯をキレイに並べるスペースが不足し、八重歯になりやすい傾向があります。
特に、犬歯は他の歯よりも永久歯に生え替わる時期が遅いため、スペース不足の場合は八重歯になりやすいです。
顎の成長不足は、近年のやわらかい食事により、噛まない食事をすることが大きな原因です。
また、離乳の時期が遅かったり、おしゃぶりを長く使用したりすると、頬の筋肉が緊張し、上手く成長できなくなります。
生まれつき、遺伝的にお口が小さいケースも考えられます。
歯が大きい
通常よりも他の歯の大きさが大きいと、歯が生えるスペースが不足し、外に飛び出てしまいます。
歯の大きさは、遺伝が大きく影響していると言われています。
歯の数が多い
永久歯の数は28本で、親知らずを含めると32本です。
この数よりも多く歯が生えている場合、スペース不足が生じ、犬歯などが飛び出し、八重歯になってしまうことがあります。
八重歯を放置するリスク
八重歯を放置すると、審美面のほか、口腔内の衛生面や機能面などさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
- むし歯や歯周病になりやすくなる
- お口の中を傷つける可能性がある
- 噛み合わせが悪くなる
- 顎関節症のリスクが高まる
以下で、それぞれのリスクを詳しく解説していきましょう。
むし歯や歯周病になりやすい
八重歯と隣接する歯の間に食べカスが挟まりやすく、歯ブラシも行き届きにくいため、むし歯や歯周病になりやすくなります。
お口の中を傷つける可能性がある
八重歯の先が、唇や粘膜などにあたり、お口の中を傷つける可能性があります。
できた傷がきっかけで、口内炎になることもあります。
噛み合わせが悪くなる
八重歯は歯列の外に飛び出ているため、向かい合う歯と上手く噛み合いません。
咀嚼がしにくいため、胃腸に大きな負担がかかります。
顎関節症のリスクが高まる
八重歯を放置すると、噛み合わせが悪くなり、顎関節に負担がかかるため、顎関節症のリスクを高めることになります。
顎関節症は、顎関節とその周辺組織に異常が生じることで起こる病気です
顎関節症になると、顎関節の痛みや口の開閉制限、頭痛、首や肩の痛み、めまいなどの症状が起こります。
発音が悪くなる
八重歯があると、舌を上手く動かせないことから、発音が悪くなることがあります。
インビザラインを使った八重歯の治療法
プルチーノ歯科東京院では、インビザラインを使った八重歯の治療を行っております。
インビザラインとは、透明な医療用プラスチック製の「マウスピース」を用いた矯正治療です。
透明なマウスピースなので、よほど近くに寄らないと矯正しているとはわからず、接客業や営業職など人と接することが多い方にもおすすめの矯正方法です。
軽度の八重歯なら「インビザライン部分矯正」での対応が可能ですが、八重歯でお悩みの方は「噛み合わせの問題」も抱えていることが多く、全体矯正の方がキレイな歯並びを目指せるケースもあります。
インビザラインを使った八重歯の治療法【非抜歯矯正】
当院では、インビザラインに関するしっかりとした知識・経験を有する、「インビザライン矯正認定医」が、治療を担当させていただきます。
インビザライン治療で、非抜歯で八重歯を引っ込めるスペースを作るために、主に以下の3つの方法が用いられます。
歯列拡大
歯列を側方に拡大することでスペースを確保し、八重歯を移動させて引っ込める方法です。
子どもの場合は、成長過程であることを利用して、お口そのものを大きくすることでスペースを作ります。
IPR(ディスキング)
IPR(ディスキング)とは、歯と歯の間をやすりのような器具でごく少量削り、スペースを作る方法です。(その後の歯の健康状態に影響はないとされる方法です)
軽度な八重歯であれば、ディスキングで八重歯を引っ込めるスペースを確保できるかもしれません。
奥歯の後方移動(遠心移動)
奥歯をさらに後方に移動させることを「奥歯の後方移動(遠心移動)」と言います。
親知らずがある場合は抜歯し、一番奥にある歯から順次後方へ移動させることで、八重歯が移動するスペースを確保します。
インビザラインを使った八重歯の治療法【抜歯矯正】
前歯との重なりが強く、噛み合わせにも問題が生じている八重歯の場合は、抜歯が必要なケースもあります。
抜歯をせずに無理に歯を並べようとすると、歯が余計に飛び出てしまう可能性があり、注意が必要です。
抜歯する歯は、小臼歯または周辺の歯であることが多いです。
とはいえ、当院ではできる限り非抜歯でインビザライン矯正を行っております。
プルチーノ歯科東京院では「無料矯正相談」を行っております
矯正歯科治療は、歯と顎の大きさのアンバランス、歯並びの乱れ、矯正歯科治療による顔貌の変化など、注意点が多岐に渡る治療です。
八重歯治療に関しても、八重歯の程度や噛み合わせ、顎の骨の状態によって、治療法が異なります。
患者さんごとに適した治療法が異なるので、一人ひとりに合った治療計画を立てる必要があります。
当院では、八重歯などの不正咬合の治療をご検討中の方向けに、矯正歯科の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」による無料矯正相談を実施しております。
「診察料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」のすべてが無料で、費用はかかりませんので、お気軽にお申込みください。
歯並びシミュレーションは、もし八重歯治療をした場合に、最終的にどのような歯並びになるのか目で見て確認していただけます。
抜歯した場合、非抜歯の場合で、シミュレーション比較を行うことも可能です。(当院では、抜歯・非抜歯は患者さんに決めていただいております)
実際に八重歯治療を行うかどうかは、無料矯正相談後にゆっくりご検討いただけますので、ご安心ください。
まとめ
八重歯とは、本来の歯列から歯が飛び出している状態のことで、叢生(そうせい)の一種です。
八重歯を放置すると、むし歯や歯周病、顎関節症のリスクが高まり、上手く咀嚼できないことから胃腸に負担をかける可能性もあります。
当院では、インビザラインを使った八重歯治療を行っております。
できる限り非抜歯で矯正を行いますが、患者さんによっては抜歯した方がキレイなEラインを目指せる場合もあります。
当院の八重歯治療にご興味のある方は、まずは「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです。
当院は、田町駅から徒歩1分・三田駅から徒歩3分と好立地で、複合施設内にありますので、治療後にお買い物やグルメも楽しんでいただける環境です。
無料矯正相談は、「お電話」または「24時間Web予約」からお申込みいただけます。