医院からのお知らせ
うがい薬はどうやって使うの?歯科医院おすすめのうがい薬の使い方
25.03.20
カテゴリ:医院からのお知らせ
うがい薬を使ったことはありますか?
うがい薬は、お口のケアにとても有効なアイテムです。
今回は、代表的なうがい薬を紹介し、その効果や使い方、使用の注意点などを詳しく解説していきます。
日々のケアの参考にしてください。
うがい薬の種類と効果
様々なうがい薬(洗口剤)が販売されています。
虫歯菌や歯周病菌にアプローチできる製品が多く、上手に利用すれば、虫歯予防や歯周病予防に効果的です。
グルコン酸クロルヘキシジンを含むもの
プラークに付着し、殺菌作用により、プラークの形成を抑制します。
代表的な製品には「コンクール(ウェルテック社)」があります。
特に歯周病菌に殺菌効果があり、歯ブラシの届きにくい歯周ポケット内部の歯周病菌にアプローチすることができます。
塩化セチルピリジニウムを含むもの
こちらもプラークに付着し、殺菌作用によりプラークの形成を抑制します。低濃度でも細菌に結合して作用します。
代表的な製品には「ガムデンタルリンス(サンスター社)」「モンダミンプレミアムケア(アース製薬)」があります。
ポピドンヨード
プラークの中まで薬剤が浸透し、殺菌効果を示します。
口腔内全般の細菌に対して強い殺菌作用を示します。虫歯や歯周病に影響の無い細菌まで殺菌しますし、強い薬剤なので、毎日の利用には向いていません。
代表的な製品には「イソジンうがい薬(塩野義製薬)」があります。茶色い色をしており、歯に着色がつきやすくなります。歯科医院のクリーニングで除去することができます。
エッセンシャルオイル系
植物に含まれる有機化合物で、フェノールを主成分とする複数の天然由来成分を含むものです。殺菌作用のほか、抗炎症作用もあります。
代表的な製品には、「リステリン(ジョンソン・エンド・ジョンソン社)」があります。
うがい薬の使い方
うがい薬は、虫歯菌や歯周病菌に対して、殺菌効果があります。
虫歯予防や歯周病予防に、利用するのがおすすめです。また、口臭を抑制する効果もありますので、口臭が気になる方にもおすすめです。
使用濃度を間違えないように注意
製品によって使用する適切な濃度が異なります。
そのまま使用するものと薄めて使用するものがあるので、使用方法を必ず確認するようにしましょう。
濃度が濃いまま使用すると、刺激が強すぎて、口腔内の粘膜や歯肉が荒れるなどのトラブルを引き起こすことがあります。
数秒間うがいをし続ける
うがい薬をする時、口に含んですぐに吐き出してしまうと、うがい薬に配合されている成分の効果を十分に得ることができません。
うがい薬を口に含んだら、20秒〜30秒程度、口をぶくぶくと動かした後、吐き出すようにしましょう。口腔内に十分にうがい薬を行き渡らせることができます。
うがい薬でゆすいだ後は、水でゆすぐ必要はありません。
うがい薬を使用する時の注意点
うがい薬は、虫歯や歯周病の予防に効果的ですが、使い方を誤ると、かえって悪影響になることがあります。注意点についてよく知っておきましょう。
うがいを歯磨きの代わりにしない
うがい薬によるうがいは、歯磨きの代わりになりません。
うがい薬に配合されている成分は、プラーク中の細菌に殺菌作用を示しますが、歯に付着したプラークを完全に除去できるわけではありません。
歯磨きを丁寧に行い、プラスアルファでうがい薬を使用するようにしましょう。
しかし、歯磨きができない外出中などは、うがいだけでも行うと良いです。食べかすなどの大まかな汚れを除去することができます。
長期間の使用を控える
うがい薬は、配合されている成分によっては、粘膜への刺激が強すぎることがあります。
そのような場合、長期間使用を続けると、粘膜が荒れてしまうことがあります。口内炎ができてしまうこともあるので注意が必要です。
製品によって異なるので、使用方法について心配な場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談するようにしてください。
「コンクール」は毎日の使用でも問題が無い方が多いです。アルコールが配合されているものは、粘膜への刺激になりやすいので注意が必要です。
アレルギーに注意する
うがい薬に配合されている成分によって、アレルギーが起こることがあります。
特にイソジン(ポピドンヨード)は重篤なアレルギーが起こることがあるので注意が必要です。甲状腺疾患がある場合にも使用を控えるのが望ましいです。
こんな方にうがい薬がおすすめ!
うがい薬の利用を特におすすめしたいのは、次のような方です。
歯周病が進行している方、歯周病を予防したい方
グルコン酸クロルヘキシジンが配合されたうがい薬は、歯周病菌に殺菌作用を示します。
歯周病が進行している方は、歯周ポケット内の細菌をできるだけ除去するためにも使用するのがおすすめです。
また歯周病の予防をしたい方、インプラント周囲炎の予防をしたい方にもおすすめです。
口臭が気になる方
うがい薬は口臭を抑制することができます。
ただし、口臭の原因は様々で、口臭を抑制するためには、原因となっているものに根本的にアプローチする必要がありますので、うがい薬だけでは十分に改善できないこともあります。
虫歯や歯周病がある場合には、その治療をし、毎日の歯磨きを丁寧に行った上で、うがい薬を利用しましょう。
口腔機能の衰えが気になる方
実はぶくぶくうがいの口の動きは、お口の周りの機能の衰えを予防することができます。
お口の周りは、たくさんの筋肉が走行しています。これらの筋肉は手や足の筋肉と同じように、加齢によってどうしても衰えてきます。
お口の周囲の筋肉が衰えると、表情が乏しくなり老けて見えるようになったり、飲み込みの機能が衰えてむせたりすることが起こります。
ぶくぶくうがいの動きは、お口の周りの筋肉の運動になります。
ぶくぶくうがいを習慣にして、口元から若返りましょう。
ただし刺激が強いうがい薬は、毎日使用しない方が良いことがあります。その場合は、お水でぶくぶくうがいするだけでも大丈夫です。
歯科医院でブラッシング指導を受けましょう!
うがい薬は、お口のケアに効果的なアイテムですが、一番の基本は毎日の歯磨きです。
歯磨きをしっかり行った上で、うがい薬を使用することで、より効果が高まります。
歯磨き方法には自信がありますか?
自己流の歯磨き方法では、どの方でも、どうしても磨き残しができてしまいます。
歯科医院では、患者様お一人お一人の口腔内の状態に合わせたブラッシング方法をお伝えさせていただきます。
歯ブラシの当て方の細かいところから、デンタルフロスや歯間ブラシの使用方法まで、習得することができます。
ぜひ当院のブラッシング指導を受けてみてください。
当院の診療のご案内
当院では、一般歯科診療だけでなく、矯正治療やインプラント、審美歯科治療など、多岐にわたる治療を行っています。
どの治療においても、お口のケアは非常に重要だと考えています。行っている治療に合わせて、ケアの方法についてもアドバイスさせていただきます。
一緒にお口の健康を守っていきましょう。
<当院で行っている診療>
- 一般歯科(虫歯治療、入れ歯の治療、被せ物や詰め物の治療、根管治療など)
- 矯正歯科(成人矯正)
- 小児歯科(小児育成矯正食育指導)
- 口腔外科(インプラント、親知らずの抜歯、歯周外科治療など)
- 予防歯科(フッ素塗布、定期的なクリーニングなど)
- 歯周病治療(歯石除去、メンテナンスなど)
- 審美歯科(ホワイトニング、セラミック治療など)