医院からのお知らせ
日曜診療の田町の歯医者さんが教えるジルコニアを使った審美歯科治療について
24.09.25
カテゴリ:医院からのお知らせ
ジルコニアは、近年、審美歯科治療でよく使われる人気の素材です。
見た目が美しいだけではなく、耐久性もある素材で、被せ物や詰め物の治療に使われます。
今回は、ジルコニアを使った審美歯科治療について解説していきます。
Contents
審美歯科治療とは
審美歯科治療とは、歯や口元の美しさに焦点を当てた総合的な歯科治療のことを指します。
白く美しい被せ物を入れる治療や、ホワイトニング治療などがそれにあたります。
当院では、見た目が美しいだけでなく、虫歯や歯周病のない健康な歯にすること、しっかり噛める歯並びであることも重要だと考えています。
審美歯科治療をご希望の方は、お気軽にご相談ください。
ジルコニアとは
ジルコニアとは「二酸化ジルコニウム」のことで、セラミックの一種です。歯科治療では、歯の被せ物や詰め物に利用されます。
人工ダイヤモンドとも言われており、これまでのセラミックと比較して、耐久性が高いという特徴があります。
審美性・耐久性・機能性が良く、身体への馴染みも良いことから、これまでの金属に代わるものとして注目されています。
ただし、保険が適用にならないため、自費診療になります。保険診療と比較すると、高額になります。
保険診療の金属と比べて、耐久性・審美性・機能性に優れており、メリットが多い治療法になります。デメリットは、費用が高額になることくらいです。
長期間使用することを考えると、メリットの方が重要になる場合もありますので、メリットとデメリットの両方を考慮した上で、治療法を選択するのが良いでしょう。
ジルコニアとセラミックの違い
ジルコニアは、セラミックの一種ですが、従来から利用されてきたセラミックと区別されることが多いです。
従来からあるセラミックは、いわゆる「陶器」と同様の素材で、全てセラミックでできているものは「オールセラミック」と言われます。
ジルコニアとオールセラミックを比較してみていきましょう。
オールセラミックと比較したジルコニアの特徴
・オールセラミックと比較して強度が高い
オールセラミックは、陶器の素材と同様なので、強い力がかかると割れてしまうリスクがあります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合や、奥歯の噛み合わせが強い部位には、使用を勧めないことがあります。
割れてしまうといっても柔らかい訳ではなく、歯と同等の硬さをもっています。
ジルコニアは強度が高く、力がかかる歯に利用しても、オールセラミックほどのリスクはありません。
硬さとしては、歯よりも硬い素材です。
それでも破損のリスクはゼロではありません。長持ちさせるためには、定期検診で噛み合わせのチェックや虫歯や歯周病のチェックを受けることが大切です。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合には、就寝中にナイトガードをして歯を守り、破損の予防をするのがおすすめです。
・オールセラミックよりも審美性に劣る
オールセラミックは、透明感があり、天然の歯に近い美しさを再現できますが、ジルコニアは、オールセラミックと比較すると、審美性が多少劣ります。
ジルコニアも審美性に優れた素材ですが、オールセラミックの方が、透明感があります。
ただしここ数年の間に、歯科素材としてのジルコニアの審美性が格段にアップしています。天然の歯にあるようなグラデーションをつけることもできるので、前歯などの目立つ部位にも利用できます。技術のアップにより、さらに審美性が高くなることも期待できるでしょう。
・二次虫歯のリスクが低い
ジルコニアとオールセラミック共に、経年による劣化がほとんどありません。変形が起こりにくいので、保険適用の金属と比較して、隙間から二次虫歯になるリスクが低くなります。
表面もツルツルで汚れがつきにくい素材です。
ただし虫歯リスクがゼロというわけではありませんので、丁寧にブラッシングやフロスをするようにしましょう。
田町駅近くのプルチーノ歯科矯正歯科の審美歯科治療の診療メニュー
各種セラミックの取り扱いがあります。
セラミック製の人工歯を用いて、虫歯などで欠損した部分を補います。
被せ物の形態によって、歯のわずかな隙間や形を整えることもできます。矯正治療をするほどでもないわずかなズレであれば、セラミック治療で修正が可能です。
ジルコニアなどの審美歯科治療をご希望の患者様へ、治療前のカウンセリングも行っています。治療方法にお悩みの場合には、ご相談ください。
徹底した滅菌管理
当院では、全ての歯科診療において、徹底した滅菌管理を行っています。
歯科治療は唾液や血液を介する治療が多いことから、院内感染防止のために、滅菌・消毒などの感染対策が重要です。
当院では、十分な滅菌・消毒設備が備わっており、徹底した滅菌管理をしていますので、ご安心ください。
痛みへの配慮
歯科治療では、治療の際の痛みが気になる方が多いでしょう。
歯には神経が通っているので、神経が生きている歯を削る場合には、そのままでは痛みが生じてしまうため、局所麻酔を使用して治療を行っています。
セラミック治療の場合も同様です。
麻酔が効いてしまえば、歯を削る時に痛みを感じることはありません。
治療時の痛みに対して不安がある場合には、お気軽にスタッフや歯科医師・歯科衛生士にお伝えください。
当院こだわりのホワイトニング
プルチーノ歯科矯正歯科の審美歯科治療のメニューには、セラミック治療以外にホワイトニング治療があります。
ホワイトニング治療は、ご自身の歯の色を白く明るくする治療です。歯に薬剤を塗布して、光を照射して、歯を漂白します。
当院では、痛みが少なく、自然で美しい白さになる「スーパーポリリン酸ホワイトニング」というシステムを採用しています。
セラミック治療と併用することも可能です。
ホワイトニングと組み合わせる場合には、まずはホワイトニングを行い、白さが定着した後、ご自分の歯の色に合わせてセラミックの被せ物を作製します。
各種支払い方法について
審美歯科治療は、保険が適用にならないため、自由診療になります。
当院では、クレジットカードなど各種支払い方法に対応しています。
歯科治療費は、医療費控除の対象になります。1年間で10万円以上※の医療費がかかった場合に受けられる所得控除の一つです。
歯科治療費が高額になる場合には、利用すると良いでしょう。
※所得により金額が異なる場合があります。
日曜日も安心して通える当院の診療日・診療時間
当院は、日曜日も診療していますので、平日お仕事で忙しい方も、治療を受けていただくことができます。
診療日・診療時間
・月・火・水・木・金曜 10:00-19:00
・土・日曜・祝日 9:00-17:30
診察をご希望の場合には、お電話でご連絡ください。受付スタッフが、診察可能な時間を確認してご案内させていただきます。インターネット予約にも対応していますので、夜間でも予約システムをご利用いただくことが可能です。
当院の診療内容
当院では、審美歯科治療だけでなく、患者様のご希望に合わせてお口の中のさまざまなお悩みに対応させていただきます。
当院で行っている診療は次の通りです。
・虫歯治療や入れ歯の治療などを行う一般歯科
・矯正歯科(成人矯正)
・小児歯科(小児育成矯正・食育指導)
・親知らずの治療などの口腔外科
・インプラント
・予防歯科
・歯周病治療
審美歯科治療で、美しい口元になっても、虫歯や歯周病などで歯がボロボロというのはとても残念です。口腔内をしっかり管理して、見た目だけを重視するのではなく、健康的なお口を目指していきましょう。子供から大人、高齢の方まで、お一人お一人に合わせた治療や予防管理を提供させていただきます。