医院からのお知らせ
治療費が安い!?東京田町の歯医者さんが教える治療費を安くするポイント!
24.07.31
カテゴリ:医院からのお知らせ
歯科治療では、何回も通院が必要になる場合や、被せ物や詰め物の料金がかかり、「治療費が高い」というイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
治療費を安く抑えるポイントや歯科治療での費用の詳細について解説します。
Contents
治療費を安く抑えるポイント
治療費を安く抑えるためには、「歯が健康であること」が一番です。
虫歯や歯周病になると、治療をしない限り治りません。放置するとどんどん状態は悪くなってしまいます。そして状態が悪くなればなるほど、治療に時間がかかり治療費がかさみます。
生涯の歯科治療費を考えた時に、治療費を安く抑えるには「予防歯科」に通うのが良いと言われています。また虫歯や歯周病を早めに発見し、早めに治療をすることが大切になります。
予防歯科をする
予防歯科を行うことで結果的に歯科治療の費用が安くなると言われています。
「予防歯科」とは、虫歯や歯周病になってから治療をするのではなく、なる前に予防をしていくという考え方です。
当院の診療科にも「予防歯科」があります。
予防歯科では、普段の歯みがきでは行き届かない汚れをクリーニングする施術や、歯を強くするために「フッ素」を塗布する治療があります。具体的な施術内容について詳しく解説していきましょう。
・PMTC
「プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング」の略で、専門家が専用の器械や器具を使って歯をクリーニングする施術のことを指します。主に歯科衛生士が施術を行います。
PMTCでは、普段の歯みがきでは取りきれない汚れや、バイオフィルムという細菌の集合体を破壊しクリーニングします。虫歯や歯周病の予防に効果的です。
・フッ素塗布
フッ素塗布は、歯の表面にフッ素の配合された薬剤を塗布する方法です。歯みがき粉のCMなどで聞いたことがあるかもしれません。
歯みがき粉の中にも含まれていますが、歯科医院で塗布するものは、クリニックでしか取り扱えない濃度のものになります。その分1回の塗布の効果が高くなります。もちろん歯科医師や歯科衛生士が安全に取り扱うので心配は入りません。
歯が生えてきた子供からフッ素塗布を受けることができます。
フッ素は、歯の表面を強くし、虫歯菌の出す「酸」に溶けにくくします。また「抗菌作用」や歯から溶け出したカルシウムやミネラルを取り込む「再石灰化作用」もあるため、虫歯予防に大変効果的です。
・シーラント
主に子供の臼歯や生えたばかりの永久歯の大臼歯に対して行われる処置です。
子供の臼歯や、生えたばかりの大臼歯は、歯の溝が虫歯になりやすい上、まだ歯の質が弱いため虫歯になりやすい状態です。溝が深い場合には、歯ブラシの毛先でも届かないことがあります。
シーラントは、歯を削ることなく、溝に樹脂のような素材の材料を埋め込む施術になります。歯の溝に細菌が溜まるのを防ぎ、虫歯を予防します。
このような処置を受けながら、定期検診を行うことで、虫歯や歯周病を予防していきます。
また歯石除去の治療をあわせて定期的に受けることで、歯周病の予防になります。
虫歯や歯周病にかかって治療をする費用よりも、予防歯科の施術を受ける治療の方が安いと言えます。
早期発見と早期治療
虫歯や歯周病は、早めに発見し、早めに治療することが、治療費を安く抑えるポイントです。
小さな虫歯のうちに発見して、すぐに治療をすれば、歯を削る部分も少なく、簡単な治療で済ませることができます。ところが、虫歯が進行して歯の神経にまで到達してしまうと、歯の神経を取らなくてはならず、歯の根の治療が必要になります。治療回数も治療費もかさんでしまいます。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える歯槽骨が破壊されていく病気です。破壊されてしまった歯槽骨は元に戻りません。進行を食い止めるためには、歯石除去や歯周ポケット内をきれいにする治療を何度も行わなくてはなりません。治療に時間と費用がかかる上、もう元通りには戻らないのです。
ですから進行する前に予防をすることが大切なのです。
定期的に検診を受け、歯ぐきに少し炎症があるだけの「歯肉炎」の状態のうちに気がつき対処することで、歯周病になるのを防ぐことができます。
医療費控除を受ける方法
直接歯科医療費が安くなるわけではありませんが、歯科治療費は医療費控除の対象になります。
医療費控除とは、1年間にかかった医療費が一定額以上になった場合に受けられる所得控除制度の一つです。総所得金額が200万円以上の人は医療費が10万円以上かかった場合になります。診察の時は通常通りの支払いになりますが、後から確定申告で申請すれば、還付金としてお金が返ってきます。
歯科治療の中では「容貌を美しくするための治療」は控除の対象外とされています。そのため、明らかに見た目の美しさを追求するために行ったホワイトニングや白い歯にするための審美歯科治療は対象外となります。
子どもの矯正治療など、噛み合わせの改善を目的とした矯正治療や、治療のためのセラミック治療、インプラント治療は、医療費控除の対象となります。
保険適用・自費治療に関係なく、治療であれば申請することができます。
歯科治療費自体が安くなるわけではありませんが、治療費を節約するポイントとして覚えておくと良いでしょう。
保険適用の治療の費用について
治療内容ごとに決まっている点数があり、それにより金額が決まります。そのため、どこの歯科医院でも治療に対する金額は基本的には変わりません。
通常の虫歯治療、入れ歯を作る治療、歯周病治療、親知らずの治療、顎関節症用のマウスピースの作成など、ほとんどの治療が保険適用内での治療になります。
治療の内容によって、レントゲンを撮る必要ある部位や、薬の塗布の必要など、細かな点は異なるため、費用に差がある場合もありますが、もし不明な点があれば詳細をきくようにしましょう。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、治療に対するカウンセリングもしっかりと行っていますので、治療費で心配なことがありましたら。お気軽にスタッフに声をお掛けください。
自由診療の費用について
自由診療で行われているのはインプラント治療・ホワイトニング(オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング)・矯正治療・セラミック治療などです。
被せ物や入れ歯は、保険適用のものか自由診療のものか選ぶことができます。また、クリーニングも内容よっては、自由診療での施術になります。
自由診療(自費治療)の場合は、歯科医院によって金額が設定されています。そのため金額は歯科医院によって異なります。
当院での自由診療の費用の相場は次のとおりです。
・ホワイトニング(スーパーポリリン酸ホワイトニング・単回)16,500円
※3回コース・6回コースなど、コースによって費用が安くなります。
・インプラント治療 350,000円〜500,000円程度
・セラミック治療 80,000円〜170,000円程度
・インビザライン治療 770,000円=1,210,000円程度
患者さんそれぞれお口の中の状態が異なりますので、費用にも幅があります。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、カウンセリングの時間を設けていますので、治療費用について心配な点がありましたら、お気軽に聞いていただけます。
自由診療は、保険診療と比較すると高額になりますが、先に説明の通り「医療費控除」が利用できる場合もあり、少し費用を抑える工夫をすることができます。
また、歯は身体の一部でもありますので、長く健康的にお口の中を維持していくために、自費治療での治療が良いと考えられる場合もあります。
まとめ
歯科治療費の節約で一番よいのは、「歯が健康であること」です。
虫歯や歯周病になる前に、予防をすることが大切です。当院でも予防歯科としてクリーニングやメンテナンス等も行っています。
また、虫歯や歯周病は、早めに異常を発見し、早めに治療を開始することで、治療費を抑えることができます。
プルチーノ歯科・矯正歯科では、「患者様の歯が健康であること」そのためのお手伝いをしていきます。