医院からのお知らせ
田町駅周辺で日曜診療をしている歯医者さんが伝える急な歯のトラブルの対処法
24.07.31
カテゴリ:医院からのお知らせ
急な歯の痛みやトラブル、とても心配ですよね。プルチーノ歯科・矯正歯科は日曜診療にも対応していますので、急な歯の痛みがあっても安心です。
地域の歯科医師会などで、救急歯科診療として、日曜や祝日に応急的に診てもらえるシステムがある地域もありますが、あくまで応急処置がメインになります。
救急歯科診療も受診後は、できるだけ早くかかりつけ歯科医を受診する必要があります。休日の当番医などを紹介されるケースもありますが、応急処置のみで、そこで治療を進められるわけではありません。
今回は、日曜診療での治療内容と、急な歯の痛みやトラブルの対処法について詳しく解説していきます。
Contents
日曜診療のプルチーノ歯科の診療科
当院では、日曜診療の際も、他の月曜〜金曜・土曜の診療内容と変わりません。
一般的な虫歯治療などを行う「一般歯科」だけでなく、矯正歯科・小児歯科・口腔外科・インプラント・予防歯科・歯周病治療・ホワイトニング等の診療を行っています。
日曜診療でクリニックを受診されることにデメリットはありません。日曜日も、他の曜日と同じように治療をすることができますので、日曜日しか休日が無いという方でも安心して希望の治療を受けていただくことが可能です。
休日しか治療に来られない虫歯治療の患者様や、エステ感覚で休日にホワイトニングにいらっしゃっている患者様もいらっしゃいます。小児歯科も行っていますので、ご両親のお仕事の都合で日曜日に予防歯科を受けたいという方にも利用いただけます。
また当院は、都営三田線の田町駅から徒歩1分の立地にありますので、公共交通機関を利用しての来院もしやすくなっています。日曜でも隣接の駐車場を利用することができるので、お車の方でも安心です。
急な歯の痛みの対処法
プルチーノ歯科では、土曜・日曜・祝日も診療を行っていますが、お仕事の都合などでどうしても通院できない時もあると思います。
そのような時には通院できるまで自分でできる方法で応急的に対処をするようにしましょう。
できるだけ早めに受診をするのが最善という前提で、対処法を紹介していきます。
鎮痛剤を服用
歯の痛みには、市販の痛み止め(鎮痛剤)も有効です。
ドラッグストア等にありますので購入して利用すると良いでしょう。現在服用中の薬がある方は、薬剤師さんに相談して購入するようにしましょう。胃腸が弱い場合などは、胃腸薬を一緒に服用した方が良い場合もあります。
痛み止めは、必ず用法通りに飲む必要があります。薬を飲む間隔や一日の服用量をしっかり守るようにしましょう。
痛み止めで「歯の痛み」が治まったとしても、歯の状態が治ったわけではありません。あくまで薬の力で痛みが抑えられているだけですので、通院できる時に早めに受診をするようにしましょう。
患部を冷やす
歯が痛む場合、多くのケースで起こっているのが、「歯の神経の炎症」です。
患部周辺を冷やすことで、血の巡りを穏やかにして、痛みを鎮めることができます。
歯を直接冷やすのではなく、頬の外側から冷たいタオルを当てて冷やしたり、冷湿布などを貼るようにするのがおすすめです。
口の中に氷を含んで冷やすと、患部に直接氷が当たって、痛みが増してしまうことがあるので注意が必要です。
安静にする
とにかく安静にすることも大切です。
運動・飲酒・入浴などは、血の巡りがよくなるため、痛みが増してしまうことがあります。
運動や飲酒はしないようにし、お風呂はシャワー程度で済ませるようにしましょう。
また、気になって患部を触りたくなってしまうかもしれませんが、なるべく触らないようにしましょう。刺激を与えすぎると痛みが出てしまうことがあります。
喫煙も患部への刺激になりますので、注意してください。
お口の中を清潔にする
虫歯でできた穴に食べかすが詰まっていたり、歯ぐきの隙間に汚れが詰まっていると、痛みが出ている場合はあります。
お口の中をできるだけ清潔にするように心掛けましょう。強めのブクブクうがいをするのも良いでしょう。
虫歯でできた穴に食べかすが詰まっている場合には、食べかすによって歯の内部の圧力が高まって痛みが増している可能性があります。簡単に取り除けるようであれば取り除くようにしましょう。すぐに取れない場合には、かえって患部を触りすぎてしまうことがあるので、そのままにしておきましょう。
矯正治療中のトラブル
プルチーノ歯科・矯正歯科では、矯正治療も行っております。
矯正治療をしていると「装置が破損した」「装置が外れてしまった」などのトラブルが起きてしまうこともあります。そのような場合は自分で無理に治そうとせず、早めに歯科医院に連絡をするようにしてください。次に受診できるまでの矯正装置の利用方法などをお伝えしていきます。
矯正治療の場合は、矯正の治療計画が変わってきてしまうので、トラブルには、できるだけ早く対応したいところです。休診の場合には対応できませんが、日曜・祝日に診療している場合には、早めに対応が可能です。すぐに来院できない場合でもお電話でご相談をお受けいたします。
矯正治療は期間や費用もかかる治療ですので、急なトラブルが起こることも想定しておくのが良いでしょう。
歯をぶつけてしまった時の対処法
土日祝日など、休日に歯をぶつけてしまった時の対処法を紹介していきます。
歯をぶつけてしまった時は、ご自身で何か対応しようとせず、できるだけ都合をつけて受診をするようにしましょう。歯の状態によっては早めに対処をする必要があります。
土曜・日曜・祝日も診療しているので、安心してご来院ください。
ネット予約も導入していますので、夜中でもご予約いただけます。
歯をぶつけた時には、歯は次のような状態になっている可能性がありますので知っておきましょう。
歯の損傷
歯自体にヒビが入っていたり、欠けてしまっている状態です。
少し欠けている程度であれば、痛みは無いかもしれません。大きく欠けてしまっている場合は痛みが出る可能性があります。歯の内部の赤〜ピンク色の部分が出ている場合には、歯の神経が露出している状態です。触らないように気をつけてください。
ヒビが入っている場合、見た目にはわからないことが多いでしょう。
レントゲンを撮って確認する必要があります。歯の根が縦に割れてしまっているような場合には、残念ながら歯を残せないこともあります。
現時点で痛みがなくても、早めの受診が必要です。
歯の周りの組織にまで及ぶ損傷
「歯の脱臼」と言って、歯自体に損傷はないものの、歯がぐらぐらとしたり、ズレて浮いたりしてしまっている状態、またそのまま抜け落ちてしまった状態があり得ます。
それから、「陥入」と言って、ぶつけた衝撃により、もともとの位置よりめり込んでしまうこともあります。
歯を固定するなど、適切な処置をすれば、まだ歯を使用できる可能性があります。予後を良くするためには早急に受診をする必要があります。
歯の神経の損傷
見た目は変わりがなくても、歯をぶつけたことにより、歯の神経に影響が出ている場合があります。
脱臼などで歯への血流が損なわれたり、欠けた部分から細菌が入るなどして、歯の神経が炎症を起こして死んでしまうことがあります。もし、神経が死んでしまった場合には、腐った神経を取り除く治療をしなくてはなりません。
死んだ神経を放置したままにすると、歯の根やその周りの骨に炎症が及び、溶かしてしまう可能性があります。早めに見つけて治療をする必要があります。