インビザライン
「田町駅付近で、非抜歯で開咬の治療がしたい」
「口が閉じられないから見た目が気になる」
「奥歯しか噛めない」
開咬とは、上下の前歯が噛み合わせない不正咬合(ふせいこうごう)のことです。
前歯が噛めない開咬は、その分奥歯に大きな負担がかかるため、歯の寿命が短くなる可能性があります。
非抜歯での開咬の治療は難しいとされていますが、プルチーノ歯科東京院では透明なマウスピース矯正装置「インビザライン」を採用し、できる限り非抜歯で開咬治療を行っております。
症例によって「ワイヤー矯正」など他の治療法の併用が必要なケースもありますが、当院のワイヤー矯正は審美的な目立ちにくいワイヤー矯正ですのでご安心ください。
また、当院では無料矯正相談を行っており、インビザライン矯正認定医が一人ひとりに合った治療法を提案させていただきます。
今回は、田町駅から徒歩1分の「プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院」の開咬の治療法について詳しくご紹介していきましょう。
Contents
開咬とは?
開咬は「オープンバイト」と呼ばれることもあり、前歯が閉じない状態のことです。
噛み合わせたときに、奥歯はしっかり噛み合っているのに前歯は噛み合っていないため、奥歯や顎間接・筋肉などに過度な負担がかかってしまいます。
奥歯に負担がかかり過ぎることで、かけたり折れたりすることもあります。
開咬の原因
開咬の原因として主に
- ■骨格の遺伝
- ■幼少期の指しゃぶり
- ■舌癖
の3つが考えられます。
骨格の遺伝については努力ではどうにもなりませんが、その他の原因は意識することで開咬を未然に防げる可能性があります。
以下でそれぞれについて詳しく解説していきましょう。
骨格の遺伝
開咬の原因の一つに、ご両親やご兄弟など血縁関係に開咬の方がいるケース
が挙げられます。
顎の形が特徴的などの遺伝は防ぐことができないため、早めの治療をおすすめします。
幼少期の指しゃぶり
子供にありがちな「指しゃぶり」が原因の場合もあります。
指しゃぶりで前歯に圧力をかけてしまうことで、上下の前歯が正常に伸びきらないため、開咬になるのです。
舌癖
舌癖とは、舌を不自然な位置に置く癖のことです。
舌を前に突き出す舌癖で歯に圧力が加わった結果、開咬になることは珍しくありません。
開咬によって起こるリスク
開咬によって起こるリスクは
- ■食事がしにくい
- ■消化吸収に時間がかかる
- ■虫歯・歯周病のリスク
- ■発音障害になりやすい
- ■奥歯を失うリスク
- ■さらに開咬が進むリスク
- ■顎関節症になりやすい
の7つが考えられます。
以下でそれぞれについて詳しく解説しましょう。
食事がしにくい
開咬は奥歯しか噛めないため、食べ物を上手く噛み切ることができません。
消化吸収に時間がかかる
食べ物を上手く咀嚼できないまま胃腸に流れるので、胃腸に負担がかかり、消化吸収に時間がかかります。
消化不良や胃腸障害を引き起こすこともあるでしょう。
虫歯・歯周病のリスク
開咬は歯がきちんと閉じないことから、だ液が失われて乾燥を引き起こします。
口腔内が乾燥すると、だ液の分泌量が減って細菌が繁殖しやすくなり、風邪などの感染症や虫歯、歯周病などのリスクが高くなります。
発音障害になりやすい
口がきちんと閉じられないと、発音障害になることが多いです。
奥歯を失うリスク
開咬は、前歯が噛み合わないため、正常な噛み合わせに比べて奥歯に過度な力が加わってしまいます。
奥部への負担が長期化すると、歯が折れたり割れたりすることがあります。
その結果、20代や30代で奥歯を失うことも珍しくありません。
さらに開咬が進むリスク
指しゃぶりや舌癖が原因の開咬は、癖を直さないとさらに悪化する可能性が高いです。
舌の正しい位置は上顎裏で、前歯に当たる場合は間違った位置に舌がある可能性があります。
顎関節症になりやすい
開咬は奥歯しか噛めないため、顎間接に大きな負担がかかってしまい、顎関節症になりやすいです。
顎関節症は、虫歯、歯周病にならぶ「第3の歯科疾患」とも呼ばれており、顎間接そのもののの痛みや顎を動かすと鳴る雑音・口を適切に開けられない開口障害などの症状があります。
子供の開咬の治療法
子供の開咬の治療は、「MFT(口腔機能トレーニング)」と平行して「取り外せる装置(プレオルソ)」を使い、口腔機能を整えながら原因の除去を目指します。
開咬は口元で起こる悪癖が原因で起こることがほとんどですので、歯並びを治しても原因がそのままではまた後戻りしてしまいます。
矯正治療後に後戻りしないためには、口腔周囲の筋肉バランスを整えることで悪癖を改善できる「MFT(口腔機能トレーニング)」が必要なのです。
大人の開咬の治療法
大人の開咬の治療法は
- ①大臼歯の圧下
- ②前歯の挺出
- ③舌癖の改善
- ④顎の位置の補正
の4つです。
①~④のいくつかを組み合わせることもあります。
以下でそれぞれについて詳しく解説していきましょう。
①大臼歯を圧下する(歯肉方向に埋め込ませる)方法
矯正治療で上下の大臼歯を圧下させる(歯を歯肉方向に埋め込ませる)ことで、前歯を噛み合わせる方法です。
マウスピース矯正「インビザライン」が適しています。
②前歯を挺出する(伸ばす)方法
矯正治療で前歯を挺出して(伸ばして)開咬によって生じている前歯のすき間を埋める方法です。
前歯に傾斜が生じている場合は、この角度を修正することですき間を埋められます。
マウスピース矯正「インビザライン」が適しています。
③顎の位置の補正
骨格的なゆがみが原因で開咬になっている場合、矯正治療と手術を併用することがあります。
手術で顎の骨の位置を物理的に動かして、前歯が噛み合う位置で固定する方法です。
④舌癖の改善
大人の開咬治療も、舌癖(舌が上下の前歯に入り込む癖)の改善が必要です。
インビザラインでマウスピースの裏側に意図的に突起を付けたり、歯の裏側に矯正装置を付ける「裏側矯正」を行ったりすることで、装置の違和感で舌癖を改善できます。
プルチーノ歯科東京院の開咬治療
プルチーノ歯科東京院では、透明なマウスピース矯正「インビザライン」(※1)を使った開咬治療を行っております。
当院ではインビザラインの症例数が豊富なだけでなく、確かな知識・経験を備えたインビザライン矯正認定医が、開咬治療を担当します。
当院の開咬治療は、インビザラインによる「大臼歯圧下」と「前歯の提出」を行うことで、歯並びを整えていく方法です。
「大臼歯圧下」を行うのか、「前歯の提出」を行うのか、同時に行うのかは、症例によって異なります。
透明なマウスピース型矯正「インビザライン」は「大臼歯圧下」が得意です。
大臼歯の噛み合わせの面をアライナーで覆って、噛むことでぐっと圧下させることができるからです。(インビザラインは咬合力を利用できる唯一の矯正方法)
従来の「ワイヤー矯正」では抜歯ケースだったものでも、非抜歯で対応できる範囲が広いのが大きなメリットと言えます。(※2)
インビザラインだけでは適応できない症例の場合は、垂直ゴムや歯科用アンカースクリューを使ったり、ワイヤー矯正を併用したりすることもございます。
「ワイヤー矯正は目立つ」と敬遠する方もいらっしゃいますが、当院では透明なブラケット・審美的なワイヤーを採用しておりますので比較的ストレスなく進めていただけるかと思います。
重度の開咬の場合は「外科手術」が必要な場合もあります。
とはいえ、インビザラインの治療の幅や症例数が増えたことで、インビザラインだけで治せる症例が多くなっています。
アライン・テクノロジー社によって開発された、ワイヤーを使わず透明なマウスピースで歯を動かす矯正方法。
他のマウスピース矯正との違いは、コンピューターシステムを組み込んだ精密な治療であること。※2:症例によっては抜歯が必要なケースもあります。しかし噛み合わせをしっかり考慮した上で行うので、抜いたことで大きな問題が起こることはありません。抜歯によってスペースを確保できるため、歯をキレイに並べられます。
開咬は後戻りがしやすい歯並びです
開咬は治療が難しい上に、キレイな歯並びになっても後戻りしやすい噛み合わせです。
リテーナー(後戻りを防ぐ保定装置)を使っていただくだけでなく、MFTの継続も必要な場合があります。
プルチーノ歯科東京院では「無料矯正相談」を行っております
開咬治療は、患者さんによって治療プラン、使う装置、期間、費用などすべて異なります。
プルチーノ歯科矯正歯科東京院では、「インビザライン矯正認定医」の院長による「無料矯正相談」を個室で行っております。
患者さんが十分に理解・納得した上で治療をスタートすることが最も大切だと考えておりますので、ご遠慮なくお悩みやご希望についておっしゃっていただけますと幸いです。
また、疑問点が残ったまま治療に入ることがないように、些細なことでもご質問ください。
まとめ:開咬の治療はインビザラインがおすすめです
開咬とは、上下の前歯の間に隙間ができている状態です。
前歯で食べ物を噛み切れないため奥歯に過度な負担がかかり、活舌が悪くなるなどデメリットが多い不正咬合です。
当院では、目立ちにくいインビザライン(マウスピース矯正)と垂直ゴムを使った開咬治療を行っております。
患者さんのご不安・お悩みに寄り添い、長期に渡ってお付き合いできる新しい歯医者を目指しております。
開咬治療にご興味のある方は、まずは「お電話」又は「24時間WEB予約」から「無料矯正相談」をお申込みください。