インビザライン
「歯ぐきが気になって笑えない」
「いつも口元を手で覆ってしまう」
「口元を見せたくないからマスクを外せない」
笑ったときに歯ぐきが目立つ方は、ガミースマイルの可能性があります。
機能面ではあまり不便ではありませんが、見た目が気になる方が多い歯並びです。
魅力を発揮できるはずの笑顔になれない、思いっきり口を開けられないことで、コンプレックスに感じている人は少なくないでしょう。
「歯並び」が原因のガミースマイルは、インビザラインなどの歯列矯正で対応できます。
歯ぐきや唇・顎骨が原因の場合も、それぞれ適切な改善方法があります。
今回は、港区から徒歩3分の「プルチーノ歯科東京院」のガミースマイルの治療内容について詳しく解説していきましょう。
Contents
ガミースマイルとは?
ガミースマイルとは、笑ったときに歯ぐきが必要以上に露出していて、目立つ状態のことです。
見えている歯ぐきは1~2mmまでは気になりませんが、3mm以上だと気になりやすくなります。
ガミースマイルの方は、大きな歯ぐきが気になって思いっきり笑えなかったり、常に口を手で隠していたりして、人知れず悩んでいらっしゃる方が多いです。
歯ぐきが目立つ原因としては、歯の大きさ、歯ぐきの大きさ、唇の筋肉、顎骨の位置など、さまざまなケースが考えられます。
ガミースマイルは、原因によって治療法が異なるため、まずは何が原因なのか確認しましょう。
ガミースマイルの原因は4つのタイプに分けられる
ガミースマイルの原因は以下の4つのタイプに分けられます。
- ■歯が小さい(短い)/歯ぐきの面積が大きい(歯や歯ぐきの大きさの問題)
- ■歯の位置が低い/前歯が前方に倒れ込んでいる(歯の位置の問題)
- ■上唇の筋肉が強すぎる(唇の筋肉の問題)
- ■上顎が大きい/前に出ている(顎の大きさ・位置の問題)
以下で、それぞれの原因について詳しく解説していきましょう。
歯が小さい(短い)/歯ぐきの面積が大きい(歯や歯ぐきの大きさの問題)
歯が小さい(短い)、または歯の大きさに対して歯ぐきが発達していると、歯よりも歯ぐきが目立つため、ガミースマイルになります。
ガミースマイルは歯ぐきが目立つ症状なので、歯が正常なサイズでも歯ぐきが大きければ「歯ぐきが原因のガミースマイル」になります。
このようなケースは、歯ぐきの整形術(歯冠長延長術)を行い、歯ぐきを切って歯の見える面積を増やす方法が適しています。
前歯の位置が低い/前歯が前方に倒れ込んでいる(歯の位置の問題)
前歯の位地が低い場合は、歯よりも歯ぐきの方が目立ってしまうため、ガミースマイルになります。
また、前歯が前方に倒れ込んでいる場合も、歯ぐきが際立ってしまいます。
このように歯の位置の問題でガミースマイルになるケースは、歯列矯正で治すのが適しています。
上唇の筋肉が強すぎる(唇の筋肉の問題)
歯や歯ぐきが正常でも、上唇の筋肉「上唇挙筋群」が強すぎる場合はガミースマイルを生じやすくなります。
その理由は、笑ったときに上唇が上がり過ぎて歯ぐきが見えてしまうからです。
上唇が薄い場合もガミースマイルになりやすくなります。
これらのケースは「ボトックス注射」で改善できますが、定期的に打つ必要があるのが難点です。
上顎が大きい/前に出ている(顎の大きさ・位置の問題)
上顎が通常よりも大きい、または上顎が前方に出ているなど骨格的な問題があるケースは、歯と歯ぐきが強調されてガミースマイルになりやすいです。
「歯肉整形術」や「骨形成」などの外科手術で対応することになります。
過蓋咬合(かがいこうごう)と併発しているケースが多い
過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の歯が下の歯にかぶさり過ぎている状態のことです。
奥歯で噛んだ状態で下の前歯が上の前歯にかぶさってほとんど見えないため、上の歯ぐきが強調されて、ガミースマイルになりやすくなります。
軽度な症状の場合は、インビザラインなどの歯列矯正で治療できます。
ガミースマイルの治療方法【原因別】
ガミースマイルの治療方法【原因別】は
- ■歯列矯正(歯並びに問題があるタイプ)
- ■外科治療
- ■ボトックス治療
の3つです。
以下でそれぞれについて詳しく解説していきましょう。
歯列矯正(歯並びに問題があるタイプ)
上の前歯の位置など歯並びが原因で生じるガミースマイルは、「歯列矯正」で症状を改善できます。
ただし、歯並びだけでなく骨格にも問題がある場合は、歯列矯正と外科治療を併用することもあります。
■インビザラインによる「前歯の圧下」と「奥歯の後方移動」
ガミースマイルの原因が「歯並び」の場合は、透明なマウスピース矯正「インビザライン」で改善が見込めます。
インビザラインでのガミースマイルの治し方の主流は「前歯の圧下」と「奥歯の後方移動」の2つ。
「前歯の圧下」とは歯を中に押し込む治矯正方法のことで、「奥歯の後方移動」とは奥歯をさらに奥に動かすことで歯列全体を後方へ移動させる方法です。
「前歯の圧下」は「過蓋咬合」によるガミースマイルの改善に効果的で、「奥歯の後方移動」は「出っ歯」によるガミースマイルの改善に効果的です。
■ワイヤー矯正と併用することで幅広い症例に対応できる
インビザラインだけでは対応症例が限られますので、ワイヤー矯正を併用することもあります。
ワイヤー矯正は装置が目立ちやすいことから敬遠される方もいらっしゃいますが、当院では目立ちにくい透明なブラケットと審美的なワイヤーを使用しておりますので、ストレス少なく進めていただけるかと思います。
インビザラインとワイヤー矯正のどちらの矯正方法が向いているかは患者さんによって異なりますので、まずは当院の「無料矯正相談」でお悩みやご希望をお聞かせいただけますと幸いです。
■歯科用アンカースクリューを使うことも
インビザラインやワイヤー矯正に加えて「歯科用アンカースクリュー」を併用することもあります。
「歯科矯正用アンカースクリュー」とは、「矯正用のインプラント」を打ち込んで固定源とし、スクリューと歯にゴムをかけ歯を動かす方法です。
「歯科用アンカースクリュー」は歯の移動が終わったら取り外しますので、ご安心ください。
顎の骨や歯肉は1週間程度で回復し、跡は残りません。
歯列矯正後もまだ歯ぐきが気になる場合は、余分な歯ぐきを数ミリ切除することでさらに改善が可能です。
ただし上顎の骨格が発達していたり、下顎が小さかったりしているなど骨格的な理由でガミースマイルになっている場合には、インビザラインやワイヤー矯正では改善することが難しくなります。
外科治療
歯ぐきや顎の骨の大きさや位置など、骨格的な原因がある場合は、外科治療でガミースマイルの症状の改善が可能です。
手術自体は、大学病院など大きな機関で受けていただくことになります。
歯ぐきや顎の形を整える程度であれば、プルチーノ歯科東京院でも可能です。
歯並びに特に問題がない場合は外科手術のみで改善できますが、歯並びにも問題がある場合は歯列矯正も併用します。
ガミースマイルの外科手術には「歯ぐきの整形」と「骨形成術」の2種類があります。
■「歯ぐきの整形」
「歯ぐきの整形」とは、「歯肉整形術」や「歯冠長延長術(しかんちょうえんちょうじゅつ)」と呼ばれる方法です。
「歯冠長延長術」では、まず歯ぐきを切除して「歯ぐきの面積」を減らし、その下の歯槽骨も整えることで、歯が見える部分を増やして見た目のバランスをとります。
■「骨形成術」
重度のガミースマイルの場合は、歯ぐきを整える手術と同時に、上顎の骨を削って形や大きさを整える手術(骨形成術)や顎の骨を切って形を整える「骨切り」が必要になることもあります。
ボトックス治療(唇の筋肉の問題)
上唇の筋肉(上唇挙筋群)が強くて上唇が上がり過ぎることでガミースマイルになる場合は、ボトックス治療が効果的です。
ボトックス注射を打つことで、上唇の筋肉の活動が弱まり、歯ぐきが目立ちにくくなります。
しかしボトックス駐車の効力は3~6カ月で切れてしまうため、定期的に打ち続けなければならないというデメリットがあります。
プルチーノ歯科東京院のガミースマイル治療の流れ
プルチーノ歯科東京院では、「歯や歯ぐき」または「歯並び」が原因のガミースマイル治療に対応しております。
治療の流れは以下の通りです。
無料矯正相談
当院では、初回は『無料矯正相談』を受けていただけます。
初診料・カウンセリング料・歯並びシミュレーション(レントゲン・3D口腔スキャナーiTero)のすべてが無料です。
まず初めにご自身の歯並びのどのような点が気になるかついての問診票をご記入いただきます。
その後、お口全体のレントゲン撮影・口腔内のお写真・お顔の写真・3D口腔スキャナーiTeroでのスキャニングを行います。
プライバシーが守れる個室で行いますので、ガミースマイルに関するお悩みやご希望の治療法についてお気軽にお聞かせください。
矯正精密検査
「歯科用CT」や「セファログラム(矯正用のレントゲン)」など高性能機器を使って、患者さんの状況をより詳しく把握します。
治療内容のご説明
検査の結果を踏まえて、患者さんにぴったりのガミースマイルの治療方法をご提案します。
当院では「歯列矯正」と「ボトックス治療」「外科治療」の3つの治療法に対応しております。
治療法①:歯列矯正
歯並び(出っ歯や過蓋咬合)が原因のガミースマイルの場合は、主にインビザラインを使った歯列矯正を行います。
インビザラインとは、透明なマウスピースを装着することで歯並びを整える方法です。
最初に理想の歯並びをシミュレーションし、その歯並びになるように数十枚のマウスピースを作成し、定期的にマウスピースを交換していきます。
精緻なデジタルデータを元にマウスピースを作成するため、細かな歯の移動が可能です。
インビザラインだけでは症例が限られますので、ワイヤー矯正も併用することがあります。
治療法②:ボトックス治療
上唇の筋肉が強くて唇が上がり過ぎてしまうことでガミースマイルになる場合は、ボトックス注射がおすすめです。
ボツリヌス菌を注入することで、上がり過ぎる唇が上がらなくなり、笑ったときに見える歯ぐきの面積が減ります。
ボトックス注射は、当院の提携美容外科で受けていただけます。
治療法③:外科治療
歯や歯ぐきの形・大きさに問題があるガミースマイルの場合は、歯ぐきの整形(歯肉整形術、歯冠長延長術)を行います。
上顎の骨を少し削って量を減らす「骨形成」や、顎骨を切ることで形を整える「骨切り」にも対応しております。
外科手術も、当院の美容外科で受けていただけます。
まとめ
ガミースマイルは、歯ぐきが見えてしまうことで人前で思いっきり笑えない、人と話すことに抵抗を感じるなどメンタル面に大きな影響を与えてしまうことがあります。
ガミースマイルの原因は、骨格や歯並び、上唇を上げる筋肉、歯ぐきや歯の大きさなどさまざまです。(複数の原因が複合していることもあります)
何が原因なのかによって治療法が異なりますので、まずはご自身の原因を知ることが大事です。
歯並びが原因の場合は透明なマウスピース矯正「インビザライン」で改善が望めますので、気になる方はまずは当院の「無料矯正相談」でご相談ください。
「お電話」または「24時間WEB予約」からご予約いただけます。
実際に治療を受けるかどうかはその後ゆっくりご検討いただけますので、お気軽にお申し込みください。