インビザライン
港区にある「プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院」は、マウスピース型矯正装置「インビザライン」を中心とした矯正歯科治療をおこなっています。
インビザラインは、透明のマウスピースで目立たず治療ができるので、営業職や接客業など人と接する仕事の方にも選ばれる治療法です。
ワイヤー矯正と比べて装置が外れることや痛みが少なく、治療回数も抑えられるため、忙しい方にも適しています。
今回は、矯正歯科治療の概要や、代表的な7種類の不正咬合(悪い歯並び)と放置するデメリット、当院がおこなう5種類の矯正歯科治療について詳しく解説します。
Contents
矯正歯科治療とは?
矯正歯科治療とは、歯並びや顎の位置を動かすことによって、正しい噛み合わせと美しい歯並びにする治療です。
マウスピース型矯正装置を使用し、歯や顎の骨に力をかけてゆっくりと動かすことで改善します。
矯正歯科治療の主な目的は、歯並びや咬み合わせの改善ですが、正しい咬み合わせを維持することで、患者様の生活の質(QOL)の向上も可能となります。
代表的な不正咬合の種類
問題のある噛み合わせや歯並びのことを「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。
その状態や程度は人によって異なりますが、ここでは代表的な7つを紹介します。
- 上顎前突(出っ歯)
- 叢生(八重歯・乱ぐい歯)
- 下顎前突(受け口/反対咬合)
- 空隙歯列(すきっ歯)
- 過蓋咬合
- 開咬(オープンバイト)
- 交差咬合(クロスバイト/すれ違い咬合)
上顎前突(出っ歯)
上顎前突(出っ歯)とは横から見た時、上の前歯が前方に突出している状態です。
食べ物を噛み切りにくいことが最大のデメリットです。
歯に問題がある場合と、顎の骨に問題がある場合があります。
叢生(八重歯・乱ぐい歯)
叢生(八重歯・乱ぐい歯)とは歯がガタガタに生えたり、生え方自体が不揃いだったりする状態です。
顎が小さい日本人に最も多いとされる不正咬合で、歯ブラシが隅々まで行き届きにくいことがデメリットです。
下顎前突(受け口/反対咬合)
下顎前突(受け口/反対咬合)とは噛み合わせた時に、下の前歯が上の前歯より前方に出ている状態です。
上の前歯が被さっていないため、下の歯の先端から根元まですべて見えます。
ほとんどの場合は矯正歯科治療で治療できますが、状態によっては下顎の外科手術が必要です。
空隙歯列(すきっ歯)
空隙歯列(すきっ歯)とは歯と歯の間にすき間がある状態です。
歯自体が小さい、または顎が大きいことで引き起こされるとされています。
歯が顎の骨の中に埋まって出てこない「埋伏歯」や、元々の歯の本数が少ない「先天性欠如」が原因の場合もあります。
過蓋咬合
過蓋咬合とは上の前歯が下の前歯に深く噛み合わさっている噛み合わせです。
上の前歯が下の前歯を覆い隠すほど、深い噛み合わせの場合もあります。
一見すると不正咬合の度合いが高いと思われますが、顎関節症になりやすいため要注意です。
開咬(オープンバイト)
開咬(オープンバイト)とは奥歯を噛み合わせても、上下の前歯が全く噛み合っていない状態です。
前歯で食べ物を噛み切れず、発音も不明瞭になりがちです。
噛み合う歯が少なく、自然と奥歯に力がかかってしまうため、奥歯が欠けたり折れたりする可能性があります。
交差咬合(クロスバイト/すれ違い咬合)
交差咬合(クロスバイト/すれ違い咬合)とは上下の噛み合わせが左右にずれている状態です。
奥歯に交差咬合があると、前歯の正中線もずれていることが多いです。
頬杖や片方だけで噛む癖など悪習慣が原因であることが多いですが、遺伝的に歪んだ顎骨を引き継いだケースもあります。
不正咬合を放置するデメリット
矯正歯科治療の目的は、歯並びや噛み合わせを改善して「美しい口元」に整えることだけではありません。
歯並びや噛み合わせが悪いまま放置すると、口腔内はもちろん体全体への影響があります。
例えば、歯並びや噛み合わせが悪いことによる影響として、以下のようなものがあります。
- むし歯や歯周病になりやすい
- 食べ物をきちんと噛めない
- 全身のゆがみに繋がる
- 頭痛や肩こりを引き起こす
むし歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと歯ブラシを当てにくく、フロスや歯間ブラシも使いにくいため、どうしても磨き残しが多くなります。
むし歯や歯周病の原因となるプラーク(歯垢)が落としきれず、知らず知らずの間にむし歯や歯周病、口臭が進行してしまいます。
食べ物をきちんと噛めない
噛み合わせが悪くきちんと噛んで食事ができないと、胃腸に負担をかける上に消化吸収も悪くなります。
全身のゆがみに繋がる
歯並びが悪く、片側ばかりで噛んでいると、顔や体のゆがみに繋がります。
頭痛や肩こりを引き起こす
頭痛や肩こりの原因には様々なものがありますが、噛み合わせが悪いことにより起こっているケースも考えられます。
顎や首の筋肉への負担から、肩こりや頭痛といった不定愁訴が出ることがあります。
プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院とは?
港区にある「プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院」は、2020年9月に開院した比較的新しい歯医者です。
「人生のターニングポイントとなる歯科へ」をテーマとして掲げ、患者さんと歯科を通して一生のお付き合いをさせていただけるクリニックを目指して日々努力しています。
当院は田町駅から徒歩1分・三田駅から徒歩3分とアクセス良好で、平日はもちろん土日祝も診療しています。
駅近で休診日が少ないため、様々なライフスタイルの方が通いやすい歯医者です。
当院の矯正歯科治療のメニュー
当院では、5種類の矯正歯科治療のメニューを取り扱っています。
- インビザライン
- ワイヤー矯正(表側)
- ワイヤー矯正(裏側)
- 部分矯正
- 小児矯正
以下で、それぞれの矯正歯科治療の内容を詳しく解説します。
インビザライン
インビザラインとは、透明なマウスピースでおこなう矯正歯科治療です。
アメリカ発祥の矯正システムで、1999年にアメリカで販売開始、2006年から日本でも販売が始まっています。
インビザラインは世界100ヵ国以上で導入されており、施術を受けた患者さんの数は1,500万人を超えています。(2023年3月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)※
インビザラインはアメリカ発祥の矯正歯科治療方法であり、矯正治療の主流でもあります。今では、日本でもインビザラインの人気が高まっています。
当院では、矯正歯科治療全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」が治療を担当させていただきます。
出典:インビザライン公式サイト
当院のインビザライン矯正のメリットや費用について詳しく知りたい方はこちら
ワイヤー矯正(表側)
ワイヤー矯正(表側)とは、「ブラケット」と呼ばれる装置を歯に取り付け、そこにワイヤーを通し、適切な力をかけることで歯並びを整える方法です。
従来の「銀色の装置」は目立つため、敬遠される方が多いでしょう。
当院では、歯の色と馴染みやすい「透明なブラケット」と「ホワイトワイヤー」を採用しているので、表側矯正でもより目立ちにくくすることが可能です。
当院のワイヤー矯正の種類や料金について詳しく知りたい方はこちら
ワイヤー矯正(裏側)
ワイヤー矯正(裏側)とは、歯を動かす原理はワイヤー矯正(表側)と同じですが、歯の裏側に装置を付けることで目立たなくした矯正方法です。
下の歯は表側に装置を付け、上の歯のみ裏側に装置を付ける「ハーフリンガル矯正」もあります。
部分矯正
部分矯正とは、前歯の一部分のみ矯正する治療です。
「全体の矯正治療より、比較的安価にキレイな歯並びを手に入れられる」という大きなメリットがありますが、あくまでも軽度な症例に効果を発揮する方法で、歯並びの状態によっては選択できないこともあります。
当院では、主にインビザラインを使った部分矯正に対応しています。
初回の「無料矯正相談」では「部分矯正の場合」と「全体矯正の場合」の最終的な歯並びの違いをシミュレーションで比較することが可能です。
部分矯正に興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。
小児矯正
小児矯正とは、14歳くらいまでの、顎の骨が成長している間におこなう矯正歯科治療です。
当院では「成人矯正」だけでなく「小児矯正」にも力を入れています。
小児矯正(Ⅰ期治療)では、永久歯の土台作りをおこないます。
小児矯正をおこなうことで、大人になってからの矯正治療の負担を軽減することが可能です。
「プレオルソ」や「インビザライン・ファースト」など取り外せる装置を使った治療をおこなっているので、お子さんのお口に関して気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
インビザラインのメリット・デメリット
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アメリカで開発されたインビザラインは、今や世界中に広まっており、日本でも多くの人がインビザラインで素敵な口元を実現しています。
とはいえ、インビザラインについて詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
以下で、インビザラインの主なメリット5つとデメリット2つを解説します。
- メリット①:目立たない・取り外しが可能
- メリット②:衛生的でむし歯になりにくい
- メリット③:痛みが少ない
- メリット④:食事制限がない
- メリット⑤:通院回数が少ない
- デメリット①:自己管理が必要
- デメリット②:食事の時に取り外さないといけない
メリット①:目立たない・取り外しが可能
ワイヤー矯正(表側)は、ワイヤー部分がどうしても目立ってしまいます。
ワイヤー矯正(裏側)でも口を大きく開けた際に気付かれる可能性があります。
インビザラインは、透明で薄いマウスピースのため、余程近くに寄らない限り周囲から気付かれることはありません。
また、一時的に取り外すことも可能です。
メリット②:衛生的でむし歯になりにくい
ワイヤー矯正は、歯と装置のすき間に食べかすや汚れが入り込むため、どうしても磨き残しが増えてしまいます。
インビザラインは、自身で簡単に取り外せるので、いつもどおり歯を磨くことが可能です。
マウスピースを丸洗いできることから、常に清潔な状態を保てます。
メリット③:痛みが少ない
インビザラインは、ワイヤー矯正に比べて治療に伴う痛みが少ない傾向にあります。
痛みよりも、全体が圧迫されているような違和感がある方が多いようです。(痛みの感じ方には個人差があります)
メリット④:食事制限がない
ワイヤー矯正では、粘着性の強い食べ物や装置に色が付きそうな食べ物を避ける必要があります。
インビザラインは、食事の際にマウスピースを取り外すため、好きなものを食べることが可能です。
ただし、歯の移動中なので、せんべいなど硬い食べ物には注意が必要です。
メリット⑤:通院回数が少ない
ワイヤー矯正の通院回数は1ヶ月に1回程度ですが、インビザラインは1~3ヶ月に1度の通院となります。
自身で適切なケアをする必要がありますが、通院回数を抑えられるため、患者さんの時間的・経済的負担が減少します。
デメリット①:自己管理が必要
インビザラインは、1日22時間以上のマウスピースの装着が推奨されています。
マウスピースを長時間外していると、歯が元の位置に戻ってしまう可能性があるため、治療期間が延びる可能性があります。
デメリット②:食事の時に取り外さないといけない
マウスピースを付けたまま食事をすることはできません。
食事のたびにいちいち外さなければならないため、会食が多い方や味見をしなければならない料理人の場合は注意が必要です。
食事をする際にマウスピースを外して、食後に歯磨きをしてから装着する必要があります。
インビザライン矯正認定医が治療を担当
インビザライン・システムでは、コンピュータが精密な歯の移動計画を立てますが、最終的な診断は歯医者がおこないます。
どの歯をどの方向に何ミリ動かすかを細かく指示するのはソフトではなく、歯医者の役割です。
そのため、インビザラインでより良い結果を得るためには、インビザラインの知識と経験が豊富な歯医者を選ぶことが重要です。
一つの目安として、インビザライン矯正認定医が在籍している歯医者を選ぶという方法があります。
インビザライン矯正認定医とは、インビザラインを開発したアメリカのアライン・テクノロジー社のセミナーを受講し、実践的な技術を取得した歯医者に与えられる資格です。
また、インビザライン・ドクターには世界共通の認定ランクがあり、毎年のインビザラインの症例数に基づいてランク分けされています。上位ランクを取得している歯医者ほど、多くの患者さんの治療を担当してきたことになります。
プルチーノ歯科・矯正歯科には、豊富な知識と経験を持つインビザライン矯正認定医が在籍しており、上から3番目のダイヤモンド・プロバイダー(151~400症例)の称号を得ています。グループ全体でインビザラインの症例数1,500症例以上(2017年から2022年3月)を達成しており、難症例への対応も可能です。
港区で矯正歯科治療なら「インビザライン矯正認定医」がいる当院にお任せください
矯正歯科治療とは、顎の成長をコントロールしたり、歯を少しずつ動かしたりすることで、正しい噛み合わせと美しい歯並びをつくる治療です。
港区で矯正歯科をお探しなら、豊富な知識と経験を持つ「インビザライン矯正認定医」が在籍するプルチーノ歯科・矯正歯科 東京院にぜひご相談ください。
当院では、矯正歯科治療をご検討中の方向けに「無料矯正相談」を随時受け付けております。
「診察料」「カウンセリング料」「歯並びシミュレーション」がすべて無料で、費用は一切かかりません。
「無料矯正相談」は、お電話または「24時間Web予約」からお申込みください。