インビザライン
「中学生・高校生のうちに歯並びを治すメリットって?大人になってからの矯正と何が違うの?」といった疑問を持っていませんか?
成長期である中学生・高校生のうちに矯正歯科治療を始めることで、多くのメリットがあります。
今回は、矯正歯科治療を検討されている中学生・高校生の方向けに、治療のメリット・デメリットや費用などについて詳しく解説します。
Contents
中学生・高校生で矯正歯科治療を行うメリット
中学生・高校生は、乳歯が永久歯に生え変わっている時期のため、成人と同じ「Ⅱ期治療」を行います。
治療期間は一般的に2~3年程かかり、月に1回程度の通院が必要です。(症状によって期間や通院頻度は変わります)
I期治療:乳歯(子どもの歯)の生え変わり時期に行う治療です。将来の歯並びを予測して歯を正しい位置に誘導することで、きれいな歯並びと良い噛み合わせを作ります。II期治療:永久歯(大人の歯)が生え揃ってから始める治療です。 1本1本の歯を精密に動かし、歯並びや噛み合わせを整えます。
中学生・高校生の矯正は、成人矯正に比べてどのようなメリットがあるのでしょうか?
治療期間が短くなる可能性がある
中学生・高校生で矯正歯科治療を行うメリットは、骨の成長を利用した治療ができることです。
永久歯が生え揃った状態であっても、顎を含む骨格全体は成長段階のためやわらかく、歯を移動させるのに適した時期と言われています。
治療がスムーズに進むため、治療期間が短くなる可能性があります。
むし歯予防や歯周病予防につながる
歯並びや咬み合わせが悪いと、むし歯や歯周病のリスクが高くなる点がデメリットです。
中学生・高校生の時期に治療を受けることで、ブラッシングがしやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが減少します。
思春期に気になりがちな口臭予防につながる点もメリットです。
早めのコンプレックス解消につながる
歯並びのコンプレックスがあると、人前で笑顔を見せにくくなったり、自信が持てなくなったりして、本来の自分を発揮できない可能性があります。
中学生・高校生で矯正歯科治療を受けることで、早期にコンプレックスを解消することが可能です。
大人になって働くときには、美しい歯並びで仕事ができます。
中学生・高校生で矯正歯科治療を行うデメリット
中学生・高校生での矯正歯科治療には、デメリットもあります。
高額な費用がかかる
矯正歯科治療全般のデメリットは、高額な費用がかかることです。
しかし、骨の成長期にある中学生・高校生の歯は動かしやすく、大人に比べて治療期間が短くなる傾向にあります。
そのため、大人になってから矯正するよりも、費用を抑えられる可能性が高いです。
痛みや違和感がある場合がある
矯正治療中は、痛みや違和感がある場合があります。
吹奏楽部で管楽器を演奏している場合は、ワイヤー矯正による器具が演奏に影響を与える可能性があるため、治療法の選択に注意が必要です。
ケガをする可能性がある
多くの中学生・高校生が部活動に励む中、激しい運動を伴う部活を選ぶ場合も少なくありません。
矯正歯科治療で歯の表側にブラケットやワイヤーを装着した場合、運動中のケガや装置の破損のリスクが高まる可能性があります。
中学生・高校生の矯正装置と料金
思春期を迎えた中学生・高校生は、流行に敏感で、容姿への意識が特に高い繊細な時期です。
友だちと写真を撮る機会が増え、歯並びを整えてより魅力的に見せたいと思う一方で、治療中の見た目が気になるという悩みを抱える中高生も少なくありません。
プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院では、治療中の見た目が気にならない、審美性の高い矯正装置を2種類取り扱っています。
審美的なワイヤー矯正
ワイヤー矯正とは、1本1本の歯の表側(唇側)に付けたブラケットにワイヤーを通して、力をかけながら歯を動かしていく方法です。
ワイヤーが元の形に戻ろうとする力を利用して、歯を動かします。
長い歴史があり、症例数も多い点がメリットですが、銀色の装置が目立つ点がデメリットです。
当院では、「透明なブラケット」と「ホワイトワイヤー」を使った、目立ちにくいワイヤー矯正を行っています。
■ワイヤー矯正の料金
ワイヤー矯正の料金は、770,000円(税抜:700,000円)〜990,000円(税抜:900,000円)です。
ワイヤー矯正 治療費 | 770,000円(税抜:700,000円)〜990,000円(税抜:900,000円) ※難易度に応じて異なります。まずは精密検査をいたします。 |
精密検査 | 66,000円(税抜:60,000円) |
※2024年8月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
インビザライン
インビザラインは、透明なマウスピースを装着して歯に力をかけ、歯の動きに合わせて定期的にマウスピースを交換することで、歯を動かす方法です。
矯正先進国であるアメリカで1988年に誕生した方法で、アライン・テクノロジー社が開発しました。
■インビザラインの料金
インビザラインの料金は、770,000円(税抜:700,000円)〜990,000円(税抜:900,000円)です。
「インビザラインはワイヤー矯正よりも高いのでは?」といった疑問をお持ちの方が多いですが、同程度の費用です。
インビザライン 治療費 | 770,000円(税抜:700,000円)〜990,000円(税抜:900,000円) ※難易度に応じて異なります。まずは精密検査をいたします。 |
精密検査 | 66,000円(税抜:60,000円) |
※2024年8月時点での料金です。変更になる場合もあるため、詳しくはお問い合わせください。
インビザラインが中学生・高校生の矯正歯科治療におすすめの理由
当院では、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を中心とした矯正歯科治療を行っています。
インビザラインが中学生・高校生の矯正歯科治療におすすめの理由は、以下のとおりです。
目立ちにくい
インビザラインは、透明で薄い医療用プラスチック製のマウスピースを使用するため、よほど近くに寄らない限りは矯正しているとわかりません。
矯正歯科治療中でも、口元を気にせずに笑ったり、会話したりできます。
痛みが少ない
ワイヤー矯正では、初めてブラケットを付けた後の1週間程度の期間や、ワイヤーの調整後に、痛みを感じる方が多いです。
インビザラインは、マウスピースを付けたときや、新しいマウスピースに交換したときに窮屈感や圧迫感がある場合がありますが、通常の矯正装置の痛みとは異なります。(痛みの感じ方には個人差があります)
痛みが少なく、すぐに慣れる点は、中学生にとって大きなメリットと言えます。
金属アレルギーの心配がない
ワイヤー矯正の装置には、チタンやニッケル、コバルトなどの金属が使われており、金属アレルギーを起こす可能性があります。
インビザラインは、医療用のプラスチック樹脂で、金属は不使用です。
金属アレルギーのある方でも、安心して治療を受けられる点がメリットです。
唇や口の中の粘膜を傷つけない
ワイヤー矯正では、ワイヤーやブラケットが口の中の粘膜に当たります。
そこから、出血や腫れにつながることもあります。
プラスチック製のマウスピースを使うインビザラインなら、お口の中を傷つける心配は限りなく少ないです。
飲食は取り外していつもどおり楽しめる
ワイヤー矯正では、装置が歯に固定されており、治療が終わるまで外せないため、控えた方がいい食べ物や食べにくいものがあります。
インビザラインの場合は、食事の際はマウスピースを外し、いつもどおり食事を楽しむことが可能です。
運動は付けたまま全力で楽しめる
スポーツや運動をする際、ワイヤー矯正では、口の中の装置が邪魔になることがあります・
また、装置が口の中に当たると、痛みも感じます。
インビザラインなら、付けたままスポーツを全力で楽しむことが可能です。
楽器も付けたまま演奏できる
インビザラインを装着して楽器を演奏する際は、最初は少し違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れます。
ワイヤー矯正よりも演奏への影響が少ないため、吹奏楽部活動を続けながら、安心して矯正歯科治療を受けられます。
取り外して歯みがきやフロスができる
ワイヤー矯正の場合、治療中は取り外しができません。
常にお口の中に装置があるため、歯ブラシが隅々まで行き届きにくいです。
磨き残しがあったり、食べかすが歯と装置の間に挟まったりして、そこからむし歯になる可能性があります。
インビザラインは患者さん自身の手で外せるため、いつもどおり歯みがきができます。
フロスも使えるため、お口の中を衛生的に保て、むし歯や歯周病を防ぐことが可能です。
通院頻度が1~3ヶ月に1回
ワイヤー矯正では、装置の調整や歯の移動の確認を行うため、月に1~2度の通院が必要です。
勉強や部活、習い事で忙しい中学生・高校生には、負担になります。
インビザラインの診察は、基本的に1~3ヶ月に1回程度です。
当院では、遠隔地から通う患者さんも多いです。
インビザラインの注意点
透明で目立ちにくく、痛みも少ないなど、メリットが多いインビザラインですが、注意点もあります。
インビザラインを付けたままの飲食はNG
食事の際は、インビザラインを必ず外してください。もし外さずに食べ物を噛むと、マウスピースが壊れる可能性があります。
飲み物の場合、水はそのまま飲んでもかまいませんが、熱いお湯の場合はマウスピースが変形する恐れがあるため、外してください。
ワインやコーヒーなど、色素が濃いものを飲むときも外してください。マウスピースに着色してしまう恐れがあるからです。
決められた装着時間を守らなければならない
インビザラインは、装着しないと矯正歯科治療が進みません。
自分で外せるからと言って、毎日決められた時間の装着ができない方には、向かないかもしれません。
1日付け忘れたぐらいなら過度の心配は不要ですが、治療を成功させるには患者さん自身による継続が必要です。
まとめ
中学生・高校生の矯正歯科治療は、成人と同じⅡ期治療を行います。
中学生・高校生はまだ骨の成長段階にあるため歯が動きやすく、成人矯正よりも治療期間や費用を抑えられる可能性が高い点が大きなメリットです。
プルチーノ歯科・矯正歯科 東京院では、矯正装置が気になる思春期の方向けに、目立ちにくい矯正装置を取り扱っています。
インビザラインは薄く透明なプラスチック製のマウスピースなので、よほど近くに寄らない限りは、矯正していることを気付かれません。どうしても気付かれたくない場合は、一時的に取り外すことも可能です。部活への影響もなく、食事や歯みがきも今までどおり行えます。
当院は、田町駅から徒歩1分、三田駅から徒歩3分と、アクセス良好な歯科医院です。平日はもちろん、土日祝も診療しているため、さまざまなライフスタイルの方が通いやすい点もメリットです。
矯正歯科治療全般の知識・経験が豊富な「インビザライン矯正認定医」が治療を担当しますので、当院の矯正歯科治療に興味のある方は、まずは「無料矯正相談」をお申込みください。
無料矯正相談は、お電話又は「24時間Web予約」からお申込みください。