インビザライン
矯正歯科での治療を行う前に、メリットだけでなくデメリットも抑えておくことが大事です。
矯正装置の種類によるメリット・デメリットもあるため、できればご自身のライフスタイルや希望に合った装置を選びましょう。(※)
当院では、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を中心とした治療を行っております。
今回は、矯正歯科のメリット・デメリット、ワイヤー矯正のデメリットを克服できるインビザラインについて解説していきましょう。
※症例によっては選べないこともあります
Contents
矯正歯科の6つのメリット
まず、矯正歯科のメリットを解説しましょう。
歯が整うことで、その後の人生に大きなメリットがあります。
- ●見た目が美しくなる
- ●心理的な問題が解決する
- ●むし歯や歯周病になりにくくなる
- ●よく噛めるようになる
- ●全身のバランスが整う
- ●いびきや睡眠時無呼吸症候群が解消される
以下で、それぞれのメリットの内容を詳しく見ていきましょう。
見た目が美しくなる
歯は、口元や顔立ちの第一印象を決める、重要なパーツです。歯並びが美しいと、清潔な印象を与え、笑顔も魅力的になります。
矯正歯科で歯並びが整うと、歯科医学的に正しい位置に歯や顎があるため、必然的に見た目が美しくなります。
横顔美人の条件としてよく挙げられるのが、Eライン(エステティック・ライン)です。
Eラインとは、横顔において鼻の先端と顎を結んだラインをさします。日本人は、このエステティックラインに唇が接する、または内側にあるのが望ましいとされています。
Eラインが整っている人は、例外なく歯並びが整っています。出っ歯や受け口などの不正咬合を抱えている場合は、美しいEラインを描くことはできません。
心理的な問題が解決する
歯並びがキレイだったらもっと自信が持てるのに、もっと積極的に行動できるのに、と思われる方は少なくありません。
矯正治療を行うと、口元の印象はガラリと変わります。歯並びが美しくなることで、患者さんのコンプレックスなどネガティブな心理的問題が解決することが多いです。
患者さんに自信と笑顔が生まれ、生き方をポジティブに変えるきっかけになることもあります。
むし歯や歯周病になりにくくなる
歯並びがガタガタで重なり合っていると歯ブラシがあてにくく、フロスや歯間ブラシも使いにくいため、どうしても磨き残しが多くなり、プラークや歯石もたまりやすくなります。
プラークは細菌の塊で、放置するとむし歯や歯周病の原因になるため、注意が必要です。
矯正歯科治療で、解剖学的に正しい位置に歯が並ぶことで、清掃性が向上し、むし歯や歯周病になりにくくなります。
よく噛めるようになる
毎日の食事で「気付いたら左側だけで噛んでいる」「噛み合わせが悪くてきちんと噛めない」などの症状はないでしょうか?
片側だけで噛んでいると、顔や体のゆがみにつながるほか、きちんと噛めないと、顎の退化につながります。
矯正歯科治療で、噛み合わせのバランスが整うことで、正しく噛んで食事ができるようになります。
全身のバランスが整う
歯並びは姿勢や骨格など全身に与える影響が大きいため、悪い歯並びが頭痛や肩こりの原因になっている場合があります。
矯正歯科治療を受けると、頭痛や肩こりが軽減し、顎関節症の人は症状が軽減するでしょう。
全身のバランスも整い、長期的に見て健康状態に良い影響を与えます。
いびきや睡眠時無呼吸症候群が解消される
顎が小さい又は顎の位置が後退していることが原因で噛み合わせが悪い人は、いびきや睡眠時無呼吸症候群になりやすいと言われています。
そのため、矯正歯科治療で噛み合わせを整えることで、いびきや睡眠時無呼吸症候群が改善する例も少なくありません。
矯正歯科の5つのデメリット
歯並びが整って機能性も回復するなどメリットが多い矯正治療ですが、以下のデメリットもあります。
- ●見た目が気になる場合がある
- ●食事や歯みがきが難しい場合がある
- ●長い時間がかかる
- ●痛みや不快感を感じる可能性がある
- ●高額な費用がかかる
以下で、それぞれのデメリットの内容を詳しく見ていきましょう。
見た目が気になる場合がある
ワイヤー矯正の場合、金属製の矯正装置の見た目が気になる場合があります。
当院では、透明なワイヤーと審美的なブラケットを使った目立ちにくいワイヤー矯正、透明なマウスピース矯正「インビザライン」を行っております。
食事や歯みがきが難しい場合がある
ワイヤー矯正など矯正装置を付けたままの場合、食べ物が引っかかったり、食事や歯磨きが難しくなったりすることがあります。
インビザラインなら、ご自身で取り外せるため、いつも通りに歯みがきや食事をすることが可能です。
長い時間がかかる
矯正治療には、一般的に数ヵ月~3年程度の時間がかかります。
コンピューターで精緻な単位で歯を動かせるインビザラインなら、ワイヤー矯正と同じ又はそれ以上の早さで歯を動かすことが可能です。
痛みや不快感を感じる可能性がある
ワイヤーを使った矯正装置は、痛みや不快感を伴う可能性があります。 また、装置に慣れるまで数日~数週間程度かかる場合があります。
インビザラインは、ワイヤー矯正に比べると、痛みはほとんどありません。
痛みというよりも歯列全体が軽く圧迫されるような感覚のため、すぐに慣れる方がほとんどです。
高額な費用がかかる
矯正歯科の治療は、基本的に保険診療の適用外となるため、治療にはそれなりの費用がかかります。
矯正治療を始めたいと思う方が最も気になるのが、費用面ではないでしょうか?
矯正方法や支払いプランなどによって異なりますが、平均で100万円前後かかることが多いです。
ワイヤー矯正の方が安いと思われている方もいらっしゃいますが、当院の場合、ワイヤー矯正(表側)は税込770,000円~税込990,000円、ワイヤー矯正(裏側)は税込1,210,000円〜税込1,430,000円、インビザラインは税込770,000~税込990,000円で、実はそこまで差はありません。
前歯の一部分のみの部分矯正(インビザライン)なら、片顎:税込330,000円~です。
部分矯正は噛み合わせに問題がないことが治療の条件なので、全ての方に適用できるわけではない点に注意してください。
透明なマウスピース矯正「インビザライン」を中心とした矯正治療を提供しております
当院では、薄くて透明な医療用プラスチック製のマウスピースを使った「インビザライン矯正」を行っております。
インビザラインとワイヤー矯正の比較表は以下の通りですが、インビザラインがワイヤー矯正のデメリットをほぼ克服していることがわかるかと思います。
見た目 | 痛み | 取り外しの可否 | 費用 | 治療期間 | |
インビザライン | 透明なプラスチック製なので目立たない | 痛みはほとんどない | 自身で取り外せるため、いつも通りに食事や歯磨きができる | 税込770,000~税込990,000円 | インビザラインとワイヤー矯正の治療期間は同程度 ※インビザラインの方が早い場合もある |
ワイヤー矯正 | 金属の装置は目立つ 審美的な装置でも、マウスピースに比べると目立つ |
痛み止めが必要な人もいる | 自身で取り外せないため、歯と装置の間に食べかすが挟まりやすい
歯ブラシが行き届きにくいため、プラークが溜まりやすい |
表側矯正:税込770,000円〜税込990,000円
裏側矯正:1,210,000円〜1,430,000円 |
インビザラインとワイヤー矯正の治療期間は同程度 |
インビザラインのデメリットは、自己管理が必要な点です。
付けっぱなしのワイヤー矯正とは異なり、1日22時間の装着時間を守り、マウスピースのお手入れもしなければなりません。
しかし、見た目・痛み・取り外しの可否・治療期間については、インビザラインに軍配が上がります。
当院のインビザライン矯正にご興味のある方は「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです
矯正歯科治療は「見た目が改善されると同時にコンプレックスも解消される」「機能性が改善されてよく噛めるようになる」など、たくさんのメリットがあります。
一方で、ワイヤー矯正を選択した場合は「金属の装置が目立つ」「痛みが強い場合がある」「食事や歯磨きがしにくい」などのデメリットもあります。
透明なマウスピース矯正「インビザライン」なら、「透明なので目立ちにくい」「痛みが少ない」「食事や歯磨きがいつも通りできる」などワイヤー矯正のデメリットを克服することが可能です。
当院のインビザライン矯正にご興味のある方は、まずは「無料矯正相談」でお話を伺えますと幸いです。
矯正歯科全般の知識・経験が豊富なインビザライン矯正認定医が、矯正歯科のメリット・デメリットはもちろん、個々の患者さんに合った矯正方法も提案させていただきます。
実際に矯正治療を受けるかどうかは、相談後にゆっくりご検討いただけますのでご安心ください。
「お電話」又は「24時間Web予約」からご予約ください。