一般歯科
東京・田町駅前の歯科医院で虫歯治療当日不安にならないために知っておきたいポイント
24.07.18
カテゴリ:一般歯科
歯医者さんで、治療をすることになった場合、大抵の人はドキドキと緊張をすることでしょう。歯科治療は、なかなか積極的に受けたいものではありません。
しかし、虫歯などの病気があった場合、医院に行かずに放置して時間がたってしまうと、状態はどんどん悪化してしまいます。
できるだけ安心して当日の治療を受けていただくために、どんな風に虫歯治療を行っていくのか、また受診の際に注意したいポイントにはどんなことがあるのかという内容について詳しく解説していきます。
Contents
虫歯とはどんな状態?
虫歯は、お口の中にいるミュータンス菌などの虫歯菌が出す「酸」によって、歯が溶かされた状態です。
虫歯菌は私達が摂取した糖分を栄養にして「酸」を作ります。間食が多い人や甘い飲み物や食べ物の摂取が多い人は注意が必要です。
虫歯ができるのには、「歯の質」も影響しています。肌などの質が人それぞれ違うように、歯の質も人によって違います。歯の質が虫歯になりやすい人もいます。
また乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯質が弱く虫歯になりやすいので注意が必要です。
虫歯の進行度と虫歯治療の流れ
虫歯の進行度は、「CO(シーオー)」から「C4」までの記号で表されます。
進行度合いによって、自覚症状が異なります。虫歯の治療方法も異なってくるので、順番に解説していきます。
C O(シーオー)
「初期虫歯」と言われる状態です。まだ歯質に穴は空いていませんが、歯質が溶け始めており、白濁したようになっている場合や、薄い茶色になっている場合があります。
自覚症状は何もありません。
この状態では、まだ虫歯の治療は必要ありません。
定期的に受診をしていただき、虫歯が進行しないよう、フッ素塗布を行うなど、予防歯科に取り組む必要があります。
虫歯が進行しなければ、そのまま様子をみていきます。
C1の虫歯
歯の一番表面のエナメル質が溶けた状態です。エナメル質に限局した小さな穴ができています。エナメル質は神経が通っていないので、痛みを感じたり、しみることはありません。
虫歯部分を削り取り、コンポジットレジンという歯科用樹脂を詰める処置を行います。
治療は1回で済むことが多く、治療において痛みも感じません。
C2の虫歯
虫歯がエナメル質の下の象牙質にまで進行した状態です。象牙質は歯の神経につながる「象牙細管」という細い管が通っており、冷たい飲食物でしみるなどの症状が出てきます。
虫歯部分を削り取り、虫歯の範囲が狭い場合には、コンポジットレジンを詰める処置を行います。虫歯の範囲が大きいときには、型取りをして詰め物を作製した後接着させる治療を行います。
型取りが必要になる場合には、2回〜3回の治療が必要になります。
歯を削る時に痛みを感じないように、局所麻酔をしてから虫歯部分を削ります。
C3の虫歯
虫歯がさらに進行し、歯の神経にまで達した状態です。表面の穴は必ずしも大きいわけでなく、歯の内部で虫歯が広がっていることもあります。
ズキズキと激しい痛みを感じるようになります。
局所麻酔をしてから虫歯部分を削り、歯の神経を取る治療を行います。
炎症が大きいと、局所麻酔が効きづらくなります。できるだけこの状態になる前に虫歯に気づき、治療を進めることが大切になります。
歯の神経を取ってしまったら、元には戻りません。歯の残存歯質の減少、不適切なコアや根管充塡により、歯が脆くなりやすく、歯の寿命を縮めてしまうことにもなります。
C4の虫歯
歯の大部分がなくなり、歯の根だけになった状態です。歯の神経は、感染が進み、すでに死んでしまっていることが多いでしょう。
こうなると痛みを感じなくなるので、放置してしまう方がいますがとても危険です。
放置して良くなることはありません。次第に歯の根の先にまで炎症が広がり、膿が溜まり、強い痛みを発することがあります。
神経の治療も困難になると、あとは抜歯の選択になります。
当院の無痛治療の設備と安心して治療を受けていただく取り組みの紹介
虫歯治療で痛みを感じるのは、神経のある歯を削ることにより、削る刺激が伝わるからです。
ですからしっかりと麻酔を効かせれば、虫歯治療は痛くありません。
起こりえる痛みは、麻酔をする時の痛みです。
当院では、無痛治療の取り組みとして、麻酔をする時にコンピューター制御の麻酔器を使用しています。麻酔をする時になるべく痛みや不快感を感じにくいよう、コンピューターにより計算された適切な速度で麻酔薬を注入していきます。
音への配慮
当院では、歯科治療に恐怖心のある方のため、できる限り音の小さい器具を利用した治療を行っています。
歯医者での治療で、歯を削る音が怖い・苦手という方でも、安心して治療を受けていただくことができるよう配慮させていただきます。
可能な限り削らない治療
当院では、健康な歯をできるだけ削らずに保存できる治療を心がけています。
とはいえ、虫歯が進行してしまうと、虫歯部分は削らなくてはいけません。できるだけ早めに虫歯の発見ができるよう、定期検診を受けるようにしましょう。
当院では、歯を健康に残していくために最大限のサポートをしていきます。
虫歯治療の通院当日に注意したいポイント
虫歯治療をスムーズに安心して受けていただくために、注意したいポイントについて解説していきます。
服用しているお薬や持病を正確に伝えること
病気があり服用しているお薬がある方は、歯科医師に必ず伝えるようにしましょう。
状況によっては、治療ができない場合や、麻酔薬に注意しなくてはならない場合があります。
安全に治療を行うために必要な情報ですので、必ず伝えるようにしましょう。
当日の体調に不安がある
当日の体調が普段と違う場合には、必ず伝えるようにしましょう。
体の調子はお口の中に影響することがあります。妊娠中の方や、授乳中の方は、安全に治療をするために必ずその旨を伝えるようにしてください。
また、歯科治療に恐怖心がある場合にも、正直にお伝えいただくことで、様々な配慮をさせていただくことができます。そのような方は少なくありませんので、歯科医師や歯科衛生士・スタッフに伝えておくと安心です。
なかなか伝えにくいことがある場合には、来院前にお電話などで受付に伝えていただいても大丈夫です。
お子様が治療できる工夫
当院では、小児歯科の治療も行っており、子供の虫歯治療も行います。
お子様がスムーズに治療を受けるためには、ご家族の協力が必要不可欠です。受診する前に、できるだけ歯医者が怖いイメージにならないようにしてください。
歯医者に行くことを脅し文句のように使ってしまうこと、子供は歯医者への恐怖心が生まれてしまい、治療に協力的でなくなってしまいます。虫歯がある場合には、治療ができないと、どんどん進行してしまいます。
ご家族みんなで、普段から虫歯予防や定期検診で積極的に歯科医院に行く習慣をつけていくと、お子様も安心して受診ができるようになるでしょう。
歯科医院の定期検診を受けて虫歯の早期発見を!
虫歯は放置して治るものではありません。必ず治療が必要になります。
虫歯は大きくなればなるほど、患者様の治療の負担も大きくなります。大変な治療になることが多く、治療費もかさみます。
虫歯の痛みが出る前に、定期検診を受けて、虫歯を早期発見できるようにするのが安心です。
当院は、月・火・水・木・金の平日だけでなく、土曜日・日曜祝日も診療しているので、ご都合がつけづらい方でも、気軽に定期検診を受けていただくことができます。
また山手線田町駅・都営浅草線、三田線 三田駅や田町駅からも近くアクセスも良く、ホワイトニングや矯正歯科、インプラントや口腔外科分野のお悩みなど、歯に関するお悩みに対して総合的なご案内を提供している歯医者ですので、お口のお悩みがございましたら是非ご予約のうえ来院いただき、ご相談ください。
治療のご希望の方は、まずは受付までお電話でお問合せください。スタッフ一同、しっかりとサポートさせていただきます。