一般歯科
痛みのない虫歯治療!田町駅の歯医者さんプルチーノ歯科の無痛治療
23.12.31
カテゴリ:一般歯科
「歯医者さんが苦手」「虫歯の治療が怖い」など、歯科医院に対してマイナスのイメージを抱いている方もいらっしゃることでしょう。
虫歯治療というとどうしても過去の経験やイメージなどから「痛み」を連想してしまうのかもしれません。
虫歯治療は痛みなく行うことができる治療です。
今回は、痛みの無い虫歯治療について、当院が行っている取り組みなどを含めて詳しく解説していきます。
Contents
虫歯の治療で痛みを感じるのはどうしてか
歯の中には神経が通っています。そのため削る時などに、歯の神経を刺激してしまうと痛みが起きてしまう可能性があります。
歯の構造は、表面からエナメル質・象牙質・歯髄で成り立っています。歯の根の表面はエナメル質ではなく、象牙質の外側にセメント質という薄い組織があります。
・エナメル質(歯の一番表面の硬い組織、神経が通っていない)
・象牙質(エナメル質の下の組織、神経へつながる象牙細管が通っている)
・歯髄(歯の神経、刺激を脳に伝える神経と毛細血管が通っている)
一番表面のエナメル質は神経が通っていないので、痛みを感じることはありません。一方で象牙質は、象牙細管という細い管が歯の神経とつながっているので痛みを感じます。
虫歯の治療で、エナメル質を削っても痛みは感じません。治療が必要な虫歯の多くが象牙質まで進行しており、象牙質の虫歯を削ると痛みが発生します。
麻酔による痛み
歯を削る時に、象牙質を削る場合痛みが発生してしまうので、局所麻酔の注射をしてから治療をします。
麻酔をすれば歯は痛みを感じなくなりますが、麻酔薬を注射針で注入する際に痛みを感じます。
無痛治療で虫歯治療を行うためには
痛みを感じずに虫歯治療を行うためには、局所麻酔を行う必要があります。麻酔が効いていれば、基本的に治療時に痛みを感じることはありません。
ただし麻酔時に痛みを感じることがあるので、極力痛みの無い局所麻酔を行うことで、安心して虫歯治療を受けることができます。
痛みの少ない局所麻酔のポイントを解説していきます。
表面麻酔の利用
局所麻酔は歯ぐきに注射をして行います。針を刺す時に不快感を感じにくくするため、麻酔を注射する部位にあらかじめ表面麻酔を塗布し、歯ぐき表面の感覚を鈍らせます。
極細の注射針を使用
麻酔の針が太いと、痛みを感じやすくなります。極力細い注射針を使用して麻酔を行うことで、不快感を感じにくくすることができます。
麻酔薬を温める
麻酔薬が冷たいと、注入する時に刺激が痛く感じられることがあります。麻酔薬をあらかじめ、体温に近い温度に温めて置くことで、注入時の刺激を緩和することができます。
電動麻酔注射を利用する
麻酔液の注入のスピードも、痛みに影響することがあります。人間の手で行うと、注入スピードにどうしてもムラが出てしまいます。そのため、余計な圧力がかかった際に細胞が急激に傍聴すると痛みの原因になることがあります。痛みが出そうな場合は、電動麻酔注射を利用して、麻酔薬注入時の不快感を和らげます。
・コンピューター制御の麻酔器
プルチーノ歯科では、コンピューター制御の麻酔器を導入し、無痛治療に取り組んでいます。
麻酔薬を注入するスピードが速いと痛みにつながります、。一方で遅すぎると時間がかかってしまい患者さんの負担が増えてしまいます。
コンピューター制御の麻酔器を使用することで、身体への負担が少ない計算されたスピードで麻酔薬を注入し、患者さんが不快感を感じることが極力少ないようにしています。
虫歯治療で痛みが発生してしまうケース
無痛治療に取り組んでいても、次のようなケースでは、痛みが発生してしまう可能性があります。痛みの発生を防ぐためにはどうしたら良いのかも含めて、詳しく解説していきます。
麻酔の量が足りていない
局所麻酔が効いていれば、基本的に痛みを感じることはありません。
痛みを感じなくするための麻酔薬の量はおよそ決まっていますが、個人差があります。麻酔が効きにくいタイプの人は、麻酔薬の量を一般的な量よりも多めにしないと、痛みを感じてしまうことがあります。
体質によりますので、過去の治療経験で麻酔が効きにくかった場合には、あらかじめ伝えておくと安心です。
麻酔をした後、感覚が無くなっていることを確認してから治療を進めていきますが、もし途中で少しでも痛みを感じたらすぐに左手を上げて歯科医師やスタッフに伝えるようにしましょう。
しっかりと伝えていただくことで、歯科医師も麻酔の効き具合を確認することができます。少し時間を待ってから治療をするか、麻酔薬を追加して対応します。
歯の神経が炎症を起こしている
炎症を起こしている部位は、麻酔が効きにくくなります。
ズキズキと何もしなくても歯に痛みを感じている場合には、虫歯が神経近くまで到達し、歯の神経が炎症を起こしている状態です。
このような場合は、当日の治療は応急処置と抗生物質や痛み止めなど内服薬の処方にとどめて、炎症が治まってきてから治療をすることが多いです。
当日に治療をする場合には、麻酔薬を追加して対応をします。
痛みの無い虫歯治療をするために患者さん自身にできること
最初に「虫歯治療で痛みを感じる理由」について解説しましたが、歯の表面のエナメル質は、削っても痛みを感じない組織です。エナメル質の下にある象牙質は削ると痛みを感じます。
つまり小さな虫歯であればあるほど、痛みを感じない負担の少ない虫歯治療を行うことができます。
一方で、歯が強く痛むほど大きな虫歯になると、神経が炎症を起こしているので麻酔が効きにくくなってしまいます。できるだけ虫歯を早期発見し、早期治療をすることがポイントです。
定期検診を受ける
虫歯が象牙質にまで進行すると、徐々に痛む・しみるなどの自覚症状が出てきます。一方で、小さな虫歯はまだ自覚症状が無いため、自分で見つけることは非常に難しいです。
定期検診を受けていただき、定期的に虫歯のチェックをすることが大切です。虫歯を早期発見・早期治療をすることで、身体に負担の少ない虫歯治療をすることができます。
早めの治療は歯の寿命を長くする意味でもとても大切です。
歯に異常を感じたら早めに受診する
痛みが強くなるまで放置すると、神経の炎症が大きくなり、麻酔が効きにくくなります。
そのままでは痛みの無い虫歯治療が難しく、炎症が治まるまで薬を飲んで待たなくてはいけないこともあります。
「しみる」「痛い」などの異常を感じたら、ズキズキと強い痛みになる前に早めに受診をするようにしましょう。
虫歯は自然と治ることはありません。放置した分だけ虫歯は進行してしまいます。
歯科医院が苦手な人でも安心して通院できる歯科医院
プルチーノ歯科・矯正歯科では、歯科医院が苦手な人でも安心して通って頂けるよう、痛み以外にも治療中に発生する「音」やリラックスできる空間づくりも大切にしています。
痛みを感じなくても、歯医者さんの「キュイーン」という機械の音が苦手という方もいらっしゃいます。できる限り音の少ない機械を導入していますので、ご安心ください。
虫歯治療以外にも、歯周病治療・予防歯科・矯正歯科・入れ歯の治療・親知らずの治療・審美歯科・インプラント・ホワイトニングなど、患者さんのニーズに合わせた様々な治療をしています。
どの治療でも、痛みに配慮した治療を行っていますので、ご安心ください。
治療内容等で不安な点がある場合には、歯科医師や歯科衛生士・スタッフまで気軽にご相談ください。