一般歯科
天然歯を残すむし歯治療|田町駅徒歩1分のプルチーノ歯科東京院の痛みが少ない治療とは?
23.07.30
カテゴリ:一般歯科
「他院で抜歯と言われたけれど天然歯を残したい」
「歯を削りたくない」
「歯の神経を残したい」
むし歯になると、「歯を大きく削られるのでないか?」「抜歯になるではないか?」と不安や恐怖に駆られる方が多いのではないでしょうか?
プルチーノ歯科東京院では、患者さんの大切な天然歯を限りできる限り残すために、できるだけ「削る量が少ない」「神経を残す」むし歯治療に努めております。
可能な限り治療時の痛みを軽減できるような工夫・配慮をしているのも当院の特徴です。
むし歯になる前に予防する「予防歯科」にも力を入れており、むし歯のリスク診断、セルフケアのアドバイス、むし歯になりにくい生活習慣の指導、PMTCなどのプロによる歯のクリーニングなども行っております。
今回は、田町駅から徒歩1分の「プルチーノ歯科東京院」のむし歯治療の特徴について解説していきましょう。
Contents
むし歯とは?
冷たいものが沁みたり、噛んだときに痛みを感じたりする場合は、むし歯の可能性が高いです。
むし歯の原因は、ミュータンス菌を代表とするむし歯菌です。むし歯菌は、口の中の食べカス(糖分)をエサにして増殖します。そして、むし歯菌が活動するときに作り出す酸で、歯を溶かすのです。
一度できてしまったむし歯は、風邪のように放っておいても治ることはありません。
歯の構造とむし歯
歯の構造は、一番外側が白く硬いエナメル質、その中に黄色っぽくやわらかい象牙質、さらに歯髄(歯の神経)と続きます。
エナメル質は体の中で最も固く丈夫ですが、酸に弱いのが欠点です。そのため、むし歯菌が酸を出し、口の中が酸性に傾くと溶けます。
これを専門用語で脱灰(だっかい)といい、歯の成分であるカルシウムやミネラルなどが溶け出します。
むし歯の進行度合いと治療内容
むし歯の進行度は、大きく分けてC0~C4の5段階に分けられます。
C0
C0は、まだ穴はあいていないけれど、むし歯が疑われる状態です。
歯を削る必要はなく、ブラッシングやフッ化物の塗布などの再石灰化治療で対応できます。
C1
C1は、むし歯が歯の表面にあるエナメル質にとどまっている状態。ほとんどが無症状で、定期健診などで見つかることが多いです。
むし歯の部分を削って、コンポジットレジンという樹脂を詰めます。
浅い場合は削らずに経過観察をすることもありますが、メンテナンスが必須です。
C2
C2は、むし歯がエナメル質から象牙質に達していますが、まだ歯髄までは達していない状態です。
神経まで到達すると歯髄を取る治療になり、歯の寿命が短くなるので、ここでむし歯を食い止めたいところです。
冷たいものや甘いものが沁みるなどの自覚症状があり、むし歯の部分をC1より大きく削る必要があります。
C1と同様にコンポジットレジンを詰める方法もありますが、むし歯の範囲が大きい場合が歯型を取って、金属やセラミックの詰め物(インレー)をすることもあります。
C3
C3は、むし歯が進行し、病変が歯髄まで及んだ状態です。
ズキズキと強い痛みを感じることがあります。
根管治療や、MTAセメントを用いた歯髄温存法で対応します。
C4
C4は、C3がさらに進行し、歯冠の大部分がなくなった状態です。
このような状態では通常抜歯になることが多いですが、当院ではMTAセメントによる歯髄温存法や精密根管治療を行い、できる限り歯を残せるように尽力します。
むし歯を放置するリスク
一度できたむし歯は自然に治ることはなく、放置することでどんどん進行していき、以下のような危険性を生み出します。
症状が悪化する
一度できたむし歯は、自然に治ることはありません。
放置すると、症状が進行してしまいます。
治療期間が長引く
むし歯が進行すると再石灰化治療では対応できなくなり、削ったり神経を抜いたりしなければならない可能性があります。
複数回通院して頂く必要があるため、初期むし歯より治療期間が長引きます。
治療費が高くなる
重度のむし歯の場合は、治療費が高くなります。
プルチーノ歯科東京院のむし歯治療の特徴
プルチーノ歯科東京院のむし歯治療の特徴は以下の6つです。
- 特徴1:できるだけ痛みが少ない治療
- 特徴2:できるだけ削らないMI治療
- 特徴3:マイクロスコープを使った拡大視野での治療
- 特徴4:精密な根管治療
- 特徴5:MTAセメントを用いた歯髄温存法
- 特徴6:クラウンレングス二ング(歯冠長延長術)
以下でそれぞれの治療内容について詳しく解説していきましょう。
特徴1:できるだけ痛みが少ない治療
「歯医者の治療は痛い」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、当院のモットーは患者さんに快適に治療を受けていただくことです。
そのため、麻酔の段階から痛みへの配慮に努めております。
- ①表面麻酔で麻酔針のチクッとした痛みを軽減
- ②極細の針で痛みを軽減
- ③電動麻酔器で痛みを感じにくい速度で注射
- ④麻酔が効いたのを確認してから治療を開始
以下で①~④の痛みを軽減する工夫について詳しく解説していきましょう。
①表面麻酔で麻酔針のチクッとした痛みを軽減
当院では、いきなり麻酔を打つようなことはせず、まず歯茎にジェル状の表面麻酔を塗ります。
表面麻酔を塗ることで、麻酔針を刺すときの「チクッ」とした痛みを軽減することが可能です。
②極細の針で痛みを軽減
麻酔針は細ければ細いほど、痛みを感じにくくなります。
当院では、極細の針を使用しております。
③電動麻酔器で痛みを感じにくい速度で注射
電動麻酔器で麻酔液を注射する際に大事なのは、「麻酔液の温度」と「麻酔液を注入する速度」です。
当院では、麻酔液を人肌(約37℃)を温めて保温しております。麻酔液と体温の差をなくすことで、痛みを感じにくくなるからです。
さらに、コンピューター制御ができる電動麻酔器で、ゆっくりと正確に麻酔液を注入することで、麻酔液を注入した際に起こる痛みを軽減させます。
④麻酔が効いたのを確認してから治療を開始
麻酔をした後にすぐ治療すると、まだ麻酔が十分に効いていないこともあります。
当院では、麻酔が効いたことをしっかり確かめてから治療を開始しますので、ご安心ください。
特徴2:できるだけ削らないMI治療
当院では、できるだけ削らないMI(ミニマル・インターベンション)治療を行っております。
MIとは、「最小限の侵襲(しんしゅう)」という意味で、歯をできるだけ削らずに温存し、歯の寿命を延ばす治療のことです。
まだ穴があいていない初期のむし歯であれば、削ったり埋めたりする治療ではなく、フッ素やレーザーを使った「再石灰化治療」で対応できます。
小さな穴のあいた初期むし歯の場合は、優れた接着システムによるコンポジットレジンというプラスチックを直接歯に詰める「ダイレクトレストレーション」という治療法で対応が可能です。型を取る必要がないため、1日で治療が終わり、天然歯に近い色に仕上げられます
「ダイレクトストレーション」よりも色調・耐久性に優れた「ダイレクトボンディング」や、人工歯を付け爪のように貼る「ラミネートべニア」も行っております。
特徴3:マイクロスコープを使った拡大視野での治療
歯を削る量を最小限にするには、患部を拡大視野でしっかり視ることが不可欠です。
当院ではすべての歯科医師・歯科衛生士が、マイクロスコープによる10~80倍の拡大視野で診療を行っており、悪い部分を最小限で除去できるように努めております。
不必要に削らないため、治療後の出血や腫れも少なく、治りを早めることも可能です。
特徴4:精密な根管治療
深いむし歯などで歯髄(しずい)と呼ばれる歯の神経が炎症や感染を起こした場合は、歯を削って埋めるという処置では対応できなくなり、歯の内部にある神経の治療が必要な場合があります。
この治療を「根管治療(こんかんちりょう)」と言います。
根管治療とは、簡単に言うと、歯の根の中の神経が通っている管の中を綺麗に清掃し、被せ物をする治療です。
当院では10~80倍の超高精度のマイクロスコープを使って治療することで、肉眼では見えない根管の処置の精度を上げております。
保険内外で複数の根管治療のプランを用意しておりますので、ご自身の天然歯をできる限り残したい方はぜひご相談ください。
保険診療の根管治療 | 5,000~10,000円程度 |
自由診療の根管治療 | 110,000円 |
特徴5:MTAセメントを用いた歯髄温存法
当院では、MTAセメントを用いた歯髄温存療法も行っております。
MTAセメントは、Mineral(ミネラル)、Trioxide(三酸化物)、Aggregate(集合体)の頭文字を取ったもので、強い殺菌効果があり、水分が多いお口の中でもしっかり固まるといった特徴を持っています。
むし歯が神経に達していた場合でも、むし歯が進行したところまでの組織を取り除き、MTAセメントで蓋をすることで、根管治療をせずに神経を残せる場合があります。(むし歯の進行が比較的浅く神経が生きていることが条件です)
MTAセメントの費用(自費) | 50,000~10,000円 |
特徴6:クラウンレングス二ング(歯冠長延長術)
当院では、むし歯が進行して根っこしか残っていないなど通常は「抜歯しかない」と判断される状態の歯を残すために、クラウンレングスニング(歯冠長延長術)を行っております。
歯ぐきと骨の位置を調整し、歯の周りの骨を削ることで、必要な歯の長さを獲得する方法です。
むし歯の被せ物の種類
むし歯治療は、むし歯になっている箇所をしっかり除去し、治療後は詰め物や被せ物を装着して治療が終了となります。
当院では、複数の詰め物・被せ物を取り扱っておりますので、ご予算やご希望により選んでいただくことが可能です。
被せ物の種類は、インレー、アンレー、クラウン、ブリッジの4種類です。
インレー | むし歯で歯を削った部分に入れる詰め物
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アンレー | インレーと似たものですが、歯の咬頭を含むもの(インレーよりも歯を覆う面積は大きくなる)
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クラウン | 歯の全面を覆う被せ物
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ブリッジ | 歯を1本または複数本失った場合に入れる被せ物
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セラミックの被せ物は、自費診療ですが、天然歯と変わらない見た目の美しさが手に入るのがメリットです。
また、金属と違ってアレルギーの心配がなく、長く使っても色や形が変化しないため、むし歯が再発しにくいなど機能性にも優れています。
むし歯になる前の予防も大切です
プルチーノ歯科東京院は、歯科で最も重要なのは「予防歯科」だと考えます。
正しいセルフケアと定期検診、プロによる歯のクリーニングで、むし歯を予防し、健康な口腔内を保つことが可能です。
当院では、保険診療のクリーニングのほか、より専門的な洗浄効果が期待できるPMTCやGBTにも行っております。
また、CAMBRA、カリスクリーン、デントカルトといった歯を残すための検査による、むし歯のリスク診断にも対応可能です。
むし歯になりにくい食生活のアドバイスも行っておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。
保険診療のクリーニング | 3,000~5,000円弱程度 |
PMTC | 5,500円(税込) |
GBT | 年間コース:2,000~5,000円(内容によって異なる。保険診療やパウダー代も含む)
単発:5,000~10,000円(保険診療やパウダー代も含む) |
CAMBRA、カリスクリーン、デントカルト | 11,000円(税込) |
まとめ:できる限り天然歯を残すむし歯治療なら「プルチーノ歯科東京院」にお任せください
プルチーノ歯科東京院では、MI治療やMTAセメント、クラウンレングス二ング、根管治療など、できる限り天然歯を残すむし歯治療を行っております。
「天然歯をあまり削りたくない」「歯の神経を残したい」と思われる方は、ぜひ当院にご相談いただけますと幸いです。
ご予約は、お電話又は24時間Web予約からお申込みください。