一般歯科
【港区で親知らずの抜歯なら】プルチーノ歯科東京院では安心・安全な親知らずの診断・治療に努めております
23.07.20
カテゴリ:一般歯科
「親知らずが痛む」
「他院で親知らずを抜歯するように言われたけれど、できれば抜きたくない」
「親知らずを痛くない方法で抜きたい」
一般的な歯医者では対応できない場合も多い、親知らずの抜歯。
プルチーノ歯科東京院では、歯科用CTやマイクロスコープなどの高性能機器を使用し、安全面に配慮した親知らずの抜歯を行っております。(当院で難しい症例の場合は、提携の口腔外科をご紹介しますのでご安心ください)
親知らずは必ずしも抜かなければならないものではなく、経過観察となるケースもありますので、一度ご相談ください。
今回は、親知らずの抜歯基準や放置した場合のリスク、当院の親知らずの治療法などについて詳しく解説していきましょう。
Contents
親知らずとは?
親知らずとは、上下左右の一番奥に生える大臼歯のことで、専門用語で智歯(ちし)、第三大臼歯と呼ばれることも。
まだ日本人の寿命が短かった時代には、親が亡くなった後に生えてくることも珍しくなく、「親が知らずに生えてくる歯=親知らず」と名付けられました。
親知らずを含めると、人間の歯は32本あります。他の歯が15歳前後で生え揃うのに対し、親知らずが生えてくるのは一般的に10代後半から20代後半です。
親知らずは正常に生えてくることが少ない
現代は、親知らずが正しく生えている人の割合は約3割程度で、残りの約7割の人は斜めに生えたり埋没したりしています。
やわらかい食事が増えた現代人の顎は小さいため、親知らずが生えるスペースが不足していることが多く、傾いて生えたり、歯ぐきの中に埋まったまま炎症を起こしたりするケースが多いのです。
親知らずが変な生え方をすると、隣の歯を押し出して歯並びに影響を与えたり、歯ブラシが行き届きにくくむし歯や歯周病のリスクが高くなったりします。
トラブルがある場合、歯医者で抜歯することが一般的ですが、親知らずの歯根が下顎の神経組織に触っている場合、通常通りの手術をしても下唇が麻痺する可能性もあります。
抜歯前には十分に担当医に十分に説明を聞いてください。
親知らずの痛みの原因について
親知らずの痛みの原因は、以下の3つです。
- ■むし歯や歯周病
- ■親知らずは生えてくるときの痛み
- ■智歯周囲炎(ちししゅういえん)
以下でぞれぞれの原因について詳しく解説していきましょう。
むし歯や歯周病
奥歯のさらに奥に生える親知らずは、歯ブラシが行き届きにくいのが悩みの種です。
さらに斜めに生えることでより磨きにくくなり、むし歯や歯周病が発症しやすくなります。
親知らずがむし歯や歯周病になると、他の歯と同様に痛みを感じます。
親知らずが生えてくるときの痛み
親知らずが生えてくるときに、骨や歯茎、隣接する歯を圧迫して痛みを感じることがあります。
智歯周囲炎(ちししゅういえん)
親知らずの周囲は汚れが溜まりやすく、周辺の歯茎に雑菌が繁殖しやすい環境です。
そのため、親知らずの周辺は炎症を起こしやすく、症状が悪化すると大きな腫れや痛みを伴う「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」を発症します。
親知らずは必ず抜かないといけないの?
親知らず=抜歯といったイメージがありますが、正常に生えている親知らずは抜く必要がありません。
たとえば、以下のような親知らずなら、抜かずに残して経過観察することも多いです。
- ■上下が真っ直ぐ生えていて、正しい噛み合わせ
- ■歯ブラシが行き届きやすく、清掃状態も良好
- ■骨の中に完全に埋まっていて、周囲の歯や歯ぐきに影響を及ぼす可能性が低い
- ■将来「ブリッジ」や「入れ歯」、または「移植歯」の支台に使える可能性がある
抜歯対象となる親知らずの特徴
親知らずが真っ直ぐ生えていて、上下正常に噛み合っており、さらに生えるスペースも十分な状態なら、他の歯並びに影響を与えることはほとんどありません。
しかし、親知らずが斜め向きや横向きに生えていたり、生えるスペースが不足していたりするケースでは、親知らずが他の歯を圧迫して歯並びに影響を及ぼすことがあります。
抜歯をした方がいい親知らずの特徴は、以下の通りです。
- ■親知らずが「横向き」または「斜め向き」に生えている
- ■親知らずがむし歯・歯周病になっている
- ■親知らずが原因で手前の歯がむし歯になってしまった
- ■親知らず周囲の歯茎が痛みや腫れを繰り返している
親知らずが「横向き」または「斜め向き」に生えている
親知らずは横向きに生えることが多く、横向きに生えた歯は手前の歯を強く押してしまい、歯並びが悪くなることがあります。
親知らずがむし歯・歯周病になっている
親知らずは、一番奥に生える歯なので、そもそも手入れや治療が困難です。
むし歯や歯周病を治療しても再発の可能性が高い場合は、あえて治療をせずに抜歯した方が良いケースもあります。
親知らずが原因で手前の歯がむし歯になってしまった
親知らずが原因で、隣接する第2臼歯がむし歯になってしまった場合、第2臼歯の治療のために親知らずを抜く必要があります。
親知らずが悪影響を与えている状態のまま放置すると、第2臼歯を保存できなくなる可能性もあるからです。
親知らず周囲の歯茎が痛みや腫れを繰り返している
親知らず斜めに生えるなどして歯ブラシが行き届きにくい部分があると、雑菌が溜まりやすくなり、親知らず周囲の歯茎が痛みや腫れを繰り返す場合があります。
痛みや腫れを繰り返すと、大きな腫れや痛みを伴う「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」を発症し、発熱や倦怠感といった全身症状が起こることもあります。
矯正治療と親知らずの関係
矯正治療の際に、親知らずを抜歯することがあります。
親知らずがあっても矯正治療は可能ですが、斜め向きや横向きに生えているなど、将来的に歯並びに影響すると判断される場合は、抜歯を行います。
このような場合に親知らずを放置すると、生えてくるときに隣接する歯を圧迫するなど、治療が上手く進まない原因になってしまいます。
親知らずを抜歯するタイミング
親知らずを抜歯することが決まったら、痛みや腫れなどの症状が出ない内に抜くのがおすすめです。
痛みや腫れが出てくると、麻酔が効きにくくなるからです。
そのため、今すぐ抜いて欲しいというときでも、腫れや痛みを抑える処置が優先となってしまいます。
女性は妊娠前の抜歯がおすすめです
親知らずは、腫れや痛みを引き起こすほか、むし歯や歯周病の原因にもなります。
将来妊娠を希望されている女性の場合、妊娠前の抜歯がおすすめです。
妊娠中はホルモンの変化により、歯周病などお口の中のトラブルのリスクが高まるからです。
プルチーノ歯科東京院の親知らずの治療の特徴
プルチーノ歯科東京院の親知らずの治療の特徴は以下の2つです。
- ■安心・安全な治療のために「歯科用CT」で精密検査を行います
- ■難しい症例は提携の口腔外科をご紹介します
以下でぞれぞれの特徴について詳しく解説していきましょう。
安心・安全な治療のために「歯科用ct」で精密検査を行います
プルチーノ歯科東京院では、親知らずや周辺の歯の環境を正確に把握するために、歯や顎、血管の位置・様子などをあらゆる方向から確認できる「歯科用CT」を精密検査で使用しております。
親知らずの抜歯時に、以下のようなトラブルを避け、患者さんに安心・安全な治療を提供するためです。
■上の親知らずの抜歯では、「上顎洞」という空洞を傷つけてしまうと、抜歯後に副鼻腔炎(蓄膿:ちくのう)などのトラブルを招く可能性があります。
■下の親知らずの抜歯では、抜歯時に下顎の骨の中を通る「下歯槽神経」という太い神経を傷付けてしまうと、「腫れ」や「麻痺」が残ることがあります。
上記のようなトラブルを避けるためには、親知らずやその周囲の解剖学的な位置関係を正確に把握することが不可欠です。
難しい症例は提携の口腔外科をご紹介します
プルチーノ歯科東京院で対応できる症例の場合は対処いたしますが、難しい症例の場合は当院の提携の口腔外科をご紹介しますので、ご安心ください。
親知らずを抜歯する費用
親知らずの抜歯にかかる費用はすべて保険適用ですが、難易度によって費用が異なります。
普通抜歯(簡単な抜歯) | 2,000~2,500円程度 |
難抜歯(根っこが曲がっている・骨と癒着しているなど) | 2,500~3,000円程度 |
埋伏抜歯(骨に一部埋まっている) | 5,000~10,000円程度 |
親知らずの抜歯に関するよくあるご質問
親知らずの抜歯に関するよくある質問にご回答します。
抜歯中の痛みはどれぐらいですか?
気になる親知らずの抜歯の痛みですが、当院では表面麻酔、痛みを感じにくい極細の針、電動麻酔器による痛みが少ない速度での麻酔液の注入など、麻酔の段階から痛みへの配慮に努めております。
しっかり麻酔が効いたことを確認してから処置を行いますので、抜歯中に痛みを感じることはほとんどありません。
抜歯後はどの程度腫れますか?
抜歯後の痛みや腫れについては個人差がありますが、一般的に、抜歯の難易度が高い(横向き・斜め向き/骨に埋まっている)ほど術後に腫れる可能性が高くなります。
中には全く腫れない人もいれば、見た目ではっきりわかるほど腫れる人もいます。
痛みのピークは抜歯から1〜2日後、腫れのピークは抜歯から3〜4日後で、いずれも1週間程度で症状は落ち着きます。
とはいえ、以下のような腫れがみられる場合は、速やかに受診しましょう。
- ■上の親知らずの抜歯で、目の周囲まで腫れが大きく広がっている
- ■下の親知らずの抜歯で、顎の下から首にかけて大きく腫れている
- ■口があけられないほど大きく腫れている
当院では「事前の精密検査(CT検査)」により、患者さんにできる限り負担の少ない抜歯に努めておりますので、安心してお任せください。
まとめ:当院では、精密検査による正しい判断に基づく「安心・安全な親知らずの治療」に努めております
親知らずには、すぐに抜歯をした方がいい場合と、経過観察で様子を見る場合の2種類があります。
親知らずの抜歯が必要な場合は、
- ■歯科用CTなど精密検査を実施している
- ■抜歯に精通したドクターがいる(提携の口腔外科と連携が取れる)、
などを目安に歯医者を選ぶのをおすすめします。
プルチーノ歯科東京院では、歯科用CTを使った精密検査を実施し、麻酔の段階から痛みに配慮した親知らずの治療を行っております。
難しい症例の場合でも提携の口腔外科をご紹介いたしますので、ぜひ当院にご相談ください。