一般歯科
港区のむし歯治療なら|根管治療で徹底的に歯を残す「プルチーノ歯科東京院」にお任せください
23.05.01
カテゴリ:一般歯科
「他の歯科医院で抜歯と言われたけれど、抜きたくない」
「長く治療しているけれど、痛みが引かない」
「むし歯が進行して、歯の根に膿が溜まっていると言われた」
歯を失う2大原因は、むし歯と歯周病です。
むし歯はお子さんがなりやすいイメージがあるかと思いますが、過去に治療した歯が再び悪くなる「二次むし歯」やご高齢の方がなりやすい「根面う触」など、大人になってからむし歯になる方も多いです。
プルチーノ歯科東京院のむし歯治療の特徴は、できるだけ削らない・抜かない治療です。
何度も治療して進行したむし歯でも、「この歯は抜歯しなければなりませんね」と言われたときのショックは計り知れないものです。
当院では、歯髄(歯の神経)まで達したむし歯であっても、保険内外の根幹治療で徹底的に歯を残せるように努めます。
今回は、プルチーノ歯科東京院のむし歯治療の特徴についてご説明していきましょう。
Contents
- 1 むし歯とは?
- 2 むし歯は進行度合いによって、5つの段階に分けられます。
- 3 プルチーノ歯科東京院の「むし歯治療」の特徴
- 4 むし歯の再発を防ぐ「予防治療」にも力をいれております
- 5 まとめ:プルチーノ歯科東京院では、できるだけ削らない・抜かないむし歯治療を行っております
むし歯とは?
むし歯とは、ミュータンス菌などのむし歯菌により、歯が溶かされる病気のことです。
通常、歯の表面の細菌は唾液で洗い流すことが可能ですが、プラーク(歯垢)が長時間溜まって膜のようなバイオフィルムが形成されると、内部の細菌はバリア機能で守られてしまいます。
また、甘いものなどの糖質に偏った食生活や間違ったブラッシング方法、歯科検診やクリーニングを怠るなどの生活習慣は、口腔内のミュータンス菌を増殖させ、むし歯になりやすい環境をつくってしまいます。
むし歯ができる原因①:ミュータンス菌
むし歯の原因は、むし歯菌が出す酸です。
数あるむし歯菌の中で、むし歯を作る力が最も強いのがミュータンス菌です。
ミュータンス菌の増殖のきっかけになるのが、口の中の食べカス(みがき残し)です。
ミュータンス菌は糖質を好み、餌にして増えていくのです。
ミュータンス菌が活動するときに出す酸が歯を溶かすことで、むし歯になります。
むし歯ができる原因②:脱灰と再石灰化
歯の構造は、一番外側のエナメル質、その内側にある象牙質、さらに内側にある歯髄(神経)で成り立っています。
エナメル質は、硬く丈夫ですが、酸に弱いのが欠点です。
このため、むし歯菌(主にミュータンス菌)が出す酸でお口の中が酸性に傾くと、エナメル質は溶けていきます。
このときに歯の表面から、カルシウムやリン酸などのミネラルが溶け出すことを「脱灰(だっかい)」といいます。
人間の体には自浄作用があり、数分経つと「脱灰」が止まり、唾液に溶け出したミネラルやリン酸が元に戻る「再石灰化(さいせっかいか)」が起こります。
「再石灰化」により溶けた歯は修復されるのですが、甘いものを常に食べていたり、歯みがきをおろそかにしていたりすると、お口の中が常に酸性に傾き、「脱灰」しっぱなしになってしまいます。
「再石灰化」のチャンスを失い、「脱灰」に傾いた結果、むし歯になってしまうのです。
むし歯は進行度合いによって、5つの段階に分けられます。
むし歯は専門用語で「カリエス」といって、歯医者でよく聞く「C1」「C2」のCは「カリエス」の頭文字です。
むし歯は、進行度合いによってC0~C5に分けられます。
C0
C0は、表面が浅く溶けた初期むし歯で、まだ歯に穴があいていない状態です。
削らなくても、フッ素やレーザーを用いて「歯の再石灰化を促す処置」(歯をできるだけ温存するMI治療)で治る場合があります。
C1
C1は、歯のエナメル質の部分にだけ穴があいた状態で、ほとんど自覚症状はありません。
放置すると進行するため、むし歯部分を削って詰める処置が必要です。
この時期までに治療するのが望ましいとされています。
C2
C2は、エナメル質の内側の象牙質まで進行したむし歯です。
象牙質にも知覚があるため、冷たいものや甘いものがしみたり、噛んだときに傷んだりするなどの自覚症状が出始めます。
C3
C3は、むし歯が象牙質の内側の歯髄にまで達した状態。
歯髄には血管や神経があるため、何もしなくてもズキズキ傷んだり、熱いものがしみたりするようになります。
神経の処置が必要になるため、歯を大きく削らなくてはならなくなり、痛みが酷い場合は歯髄を取らなければなりません。
C4
C4は、歯冠部がなくなり、歯根だけになった状態。
歯髄が壊死して、痛みなどの自覚症状は軽減します。
しかし歯髄に感染したむし歯菌が根の先まで進むと、歯根の先に膿が溜まります。
抜歯が必要な場合もあり、その場合の治療法は入れ歯、ブリッジ、インプラントです。
プルチーノ歯科東京院では、C4でも、保険内外の「根管治療」を選択していただける場合がございます。
根管治療とは、細菌に汚染された神経や血管を取り除いて、歯の根っこをキレイにする治療です。
いわゆる「神経を抜く」という治療のことを指します。
プルチーノ歯科東京院の「むし歯治療」の特徴
プルチーノ歯科東京院の「むし歯治療」の特徴は以下の5つです。
- 特徴①:人生のターニングポイントになる歯医者を目指しております
- 特徴②:麻酔の段階から痛みに配慮します
- 特徴③:なるべく削らない・抜かない治療を行います
- 特徴④:「MI(Minimal Intervention=最小限の侵襲)治療」に取り組んでおります
- 特徴⑤:歯科用CT、マイクロスコープ、ラバーダムを使った「精密な根管治療」を行います
以下でそれぞれについて詳しくご説明しましょう。
特徴①:人生のターニングポイントになる歯医者を目指しております
プルチーノ歯科東京院は、患者さんと一生のお付き合いができる歯医者を目指しています。
一時的な治療ではなく、患者さんのその後の人生が豊かに・幸せになるような治療をご提案させていただけるように尽力し、信頼関係を何より重視します。
初診時には十分な時間をかけて精密検査・診断を行い、複数の治療計画を立案させていただき、患者さんのライフスタイルやご希望も考慮した上で複数の治療法をご提案させていただきます。
保険・自費含めた中からベストな選択肢から最安の選択肢まで、全ての選択肢をメリットデメリット含めて説明することを徹底しております。
歯科医師と歯科衛生士がチーム体制で対応いたしますので、ささいなご不安やご不明点も遠慮なくご質問ください。
特徴②:麻酔の段階から痛みに配慮します
治療前の麻酔のチクッとした痛みが苦手な患者さんは多いかと思います。
当院では、表面麻酔をした上で、電動麻酔を実施。麻酔液は事前に温めて、痛みが少ない速度で注入することで、可能な限り痛みを和らげております。
出来る限り快適に治療を受けていただきたいと思っておりますので、痛い治療が苦手・怖いという方はお気軽にご相談ください。
特徴③:なるべく削らない・抜かない治療を行います
当院のむし歯治療は、なるべく削らない・抜かない治療です。
患者さんの天然の歯を残すことを第一に考えた治療がモットーです。
どうしても抜歯しなければならない場合でも、患者さんが抜かなければならない理由をしっかり把握できるようにわかりやすくご説明し、患者さんのご希望やライフスタイルに合った方法をご提案します。
特徴④:「MI(Minimal Intervention=最小限の侵襲)治療」に取り組んでおります
一度削ってしまった歯は元には戻らないため、当院では、歯の保存を最優先にする「MI(ミニマル・インターベンション)治療(最小限の侵襲)」に取り込んでおります。
たとえば、初期虫歯に対しては、再石灰化を積極的に促進するフッ素治療などを行っております。
穴があいたむし歯の場合は、コンポジットレジンと呼ばれる素材を穴の部分に直接充填する方法で対応します。
歯を削る量が少なくて済み、型取りも不要な方法です。
当院では、マイクロスコープを使った明るい拡大視野で治療を行い、むし歯の部分だけを除去し、健康な部分は出来るだけ削らない精密治療で対応します。
神経を取ると歯が弱くもろくなってしまいますので、なるべく歯髄(歯の神経)を取らない方針でむし歯治療を行っております。
ただし、歯根まで炎症が広がった場合は、根管治療が必要です。
特徴⑤:歯科用CT、マイクロスコープ、ラバーダムを使った「精密な根管治療」を行います
当院では、マイクロスコープや歯科用CT、ラバーダムを使った「精密な根管治療」を行っております。(自由診療)
根管とは、歯の根の中の神経や血管が入っているとても細い管のことで、歯の根まで感染が広がった場合は根管治療が必要です。
当院では、以下の流れで根管治療を行っております。
■ステップ①:歯科用CTで、複雑でわかりにくい根管の位置や大きさを詳しく観察します
歯の奥には根管がありますが、患者さんごとに異なる構造をしており、レントゲンの平面的な画像では正確に把握できないこともあります。
歯科用CTであれば、立体的に撮影することができ、複雑でわかりにくい根管の位置や大きさも詳しく確認することが可能です。
■ステップ②:マイクロスコープの拡大視野で、細菌に汚染された部分だけを取り除きます
根管は0.2~1.3mm程度しかないため、肉眼で見るのは至難の業です。
そのため、もっと明るく拡大された視野で患部を確認しなければなりません。
マイクロスコープなら、明るい拡大視野で歯の神経や血管をよく見ることが可能なので、細菌に汚染された部分だけを取り除くことができます。
■ステップ③ラバーダムを使って、患部への唾液や細菌の混入を防ぎます
根管治療を成功させるには、治療中に唾液や細菌などの混入を防ぐことが鍵となります。
当院では、ラバーダムを使った根管治療を行っており、ゴムのシートを被せて治療する歯だけ露出させれば、治療中に唾液や細菌が根管に入ることはありません。
むし歯の再発を防ぐ「予防治療」にも力をいれております
一度削った歯は、天然歯と比べてむし歯になる可能性が高くなります。
そのため、当院では、むし歯の治療後は再発しないための「予防ケア」に力を入れております。
数カ月に一度、定期検診と歯のクリーニングを受けていただくことで、むし歯になりにくい環境を保ちやすくなり、むし歯が再発したとしても早期発見に繋がります。
当院では、保険診療のクリーニング、PMTC、GBTの3種類のクリーニングに対応しております。
最もむし歯・歯周病予防効果があるのがGBTで、高精度の超音波スケーリングとマイクロ粒子パウダーにより、歯を傷付けずに歯石などの汚れを除去できます。
PMTCより歯への負担が少ないのが特徴です。
GBTの料金は年間コース(月1回)と単発で異なります。
年間コース | 1回につき2,000~5,000円(内容によって異なります。保険診療代やパウダー代含む) |
単発 | 5,000-10,000円(内容によって異なります。保険診療代やパウダー代含む) |
また、人によってむし歯のなりやすさは異なります。
当院ではCAMBRA、カリスクリーン、デントカルトなどを行い、科学的にむし歯のなりやすさを検査します。
その患者さんのむし歯のなりやすさ・原因などを知ると共に、対策を立てるのに有効です。
CAMBRA、カリスクリーン、デントカルトの料金 | 全部で11,000円 |
まとめ:プルチーノ歯科東京院では、できるだけ削らない・抜かないむし歯治療を行っております
プルチーノ歯科東京院では、できるだけ削らない・抜かないむし歯治療をおこなっております。
治療前の説明や患者さんTのコミュニケーションを重視しており、患者さんが理解・納得した上での治療が何より大事だと思っております。
歯髄まで炎症が進行した場合も「精密な根管治療のプラン」を保険内外でご用意しておりますので、「他院で抜歯と言われたけれど、抜きたくない」という方もぜひご相談ください。
ご予約は、「お電話」以外に「24時間WEB予約」でも受け付けております。